ギャラクシーＳ

土曜のダ1400m２鞍は勝ち馬こそ逃げ馬だったが２?３着には差しや追い込みが届いていたし馬場が渋っていることを極端に気にする必要はなさそう。むしろフリートストリート、インペリアルマーチ、ウォータールルド、トラバントによる先行争い激化が後方勢の出番を招くというシーンを準備しておきたいくらい。

昇級戦だった京都オータムリーフプレミアムで０秒１差４着に善戦したホクセツダンスを狙う。数字以上に前がやり合う形になる中、外枠からうまく流れに乗って勝利もちらつくような４角の手応えで進出したが最後は脚色が一緒になってしまった。初のオープンで追走に想像以上の脚を使っていたという事だろうがクラスのメドを立てるには十分な内容。

準オープン時代からメイショウマシュウの３着やブライトラインの２着など骨っぽい相手に食い下がってきた地力が徐々に頭角を現してきた。苦手だった京都であれだけ走ったのはスイッチが入ったとみていい。阪神ダ1400mは[2-2-2-2]で４着以下は1000万下５着と鳴門Ｓ４着でいずれも掲示板は確保し、着差も０秒５と０秒６だからこのコースでは安定している。調教も叩き３戦目で文字通り上昇曲線を描いている。

フェブラリーＳで０秒４差６着を筆頭に同コースのコーラルＳ２着、天保山Ｓ２着の実績がある能力最上位のマルカフリートは転厩緒戦＋休み明け＋「58キロ」。なかなか酷な条件だが幸いにも人気は落ちているし58キロでの好走経験もある。調教も動いて仕上がりも上々なだけに旨味を求めて本線。

一発あるならオープンでの好走歴が豊富なマルカベンチャー。今年はわずか４戦の稼働だけに見限るのは早計。たしかに全盛期ほど坂路で動いていないが休み明けの霜月Ｓが最内枠で０秒６差７着。ハマれば往時の豪脚も。ナガラオリオンはポン駆けが微妙だが春にはオープン特別で上位争いに加わっていた馬。浜中騎手を抑えたということは状態も一応整っているはず。