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2014/01/05 11:00
ジュニアC
新年明けましてあめでとうございます。今年も大目標である回収率向上を念頭に、楽しみながら完走を目指してマイペースにお送りしてゆきたいと思います。昨年は夏までは大きな波も少なくわりかし好調を保っていたが秋シーズンの失速で印象が悪くなった。年間を通して予想のモチベーションを維持するのは難しいが競馬と出会って10年を迎える節目。いい結果で応えたい。
2勝馬はニシノデンジャラス(中央未勝利)だけの組み合わせで実質500万相当の争い。毎年注意が要る同舞台のひいらぎ賞は逃げたミッキーアイルが独走し、2着も重賞好走馬のピークトラム。勝ちタイムは翌日の朝日杯FSを0秒5も上回る「1分34秒2」で非常にHレベルな決着だった。
2着から4馬身差の3着がマイネルメリエンダ、そこから3/4馬身差の4着にマイネルアウラート。勝ち馬との比較だと完敗だが昨年のマイネルホウオウがひいらぎ賞「1分35秒4」ジュニアC「1分35秒6」で連勝。10年のデルマドゥルガーはひいらぎ賞が「1分35秒4」の2着。ひいらぎ賞は関係ないが11年のオメガホームランは芙蓉S(4着)「1分35秒8」があった。
これをひとつの目安とすれば「1分35秒5」のマイネルメリエンダ、「1分35秒6」のマイネルアウラートは十分に通用する。とりわけ大外枠+出遅れ+前半4F47秒4のスローと不利のオンパレードで好走の望みはほぼなかったマイネルアウラートの脚力は評価したい。
芙蓉S(10着)や百日草特別(11着)は道中急かして最後伸びあぐねた感じだったがひいらぎ賞は出遅れた分、逆に腹を括って終いに賭けたのが功を奏し、4角で外から被されても怯まず直線は馬群を割って末脚を伸ばした。気難しい馬だけに新馬のように逃げるか多少のロスはあってもスムーズに差すか現状は極端な競馬が合う。
血統的にはノーザンテースト[4×4]を増幅させたステイゴールドの成功配合でトウカイテイオー、ティンバーカントリーと並ぶ母系は中山野芝オンリーや東京など高速コースより断然時計が掛かる馬場向き。新年一発目の◎を託したい。
マイネルメリエンダの先行力は強みだが自ら主導権を握るほどテンが速くないし、前走を見てもこの距離だと勝負所の動きが緩慢なので勝ち負けするだけの決定力を欠く。豊富なキャリアと時計的な裏付けはあるが▲までが妥当。
ロジテーストは新馬戦(東京1800m)を上がり3F33秒6で制したように強烈な決め手を持っているが不器用なので中山は割り引き材料。△ツクバアズマオーは芙蓉S「1分34秒9」の6着で◎に先着しており有力だが冬場の休み明けが気になる。
前走芝組がやや心許ないだけに前走ダート組の○オメガヴェンデッタにもチャンスはありそう。新馬戦(京都1400m)は立ち遅れて行き脚がつかなかったが体を大幅に絞った未勝利(京都1400m)は反応が良くなり5馬身差の圧勝。ゼンノロブロイ×ビハインドザマスクの配合で芝適性を否定する理由はない。