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2014/01/12 10:00

ポルックスS

本命は重賞級の潜在能力を秘めるヴァンヌーヴォーにうった。まずオープン特別では準オープン2勝は信用に値すると考えていい。しかも本馬の場合は休みを挟んでの連勝。ナリタブライアンCは直線で完全に抜け出したエーシンリボルバーをラスト1ハロンから豪快な差し切り。当時は病み上がりだったが後のG1ホースであるベルシャザールを全く問題にしなかった。

平城京Sは降級扱いで57.5キロを背負いながら3角から馬任せで外を回って進出。4角で先頭を視界に入れると久々の影響を感じさせない軽やかなフットワークで駆けた。後方からやや強引な競馬をしているあたりはリスキーで決して安定味のある取り口ではないがこの2戦だけでも資質が高いことは把握できる。むしろ多少の荒々しさは上級クラスでやっていくための原動力と解釈したい。

みやこS6着、ベテルギウスS5着とさすがに簡単ではないが前者はある意味で自分の型を試せた上での結果だし、後者は直線で前が壁になってスムーズに加速できなかったのが敗因。このクラスにいる馬たちとの勝負付けは済んでいないし、上がりの掛かる中山1800mは自慢の末脚を生かせる舞台。母父A.P. Indyなので揉まれずにスムーズが絶対条件だが調教を見る限り状態は保っているしゴール前の浮上を待ちたい。

当面の相手はベテルギウスS組。3着だったタイムズアローは上位勢では一番外を通った馬。脚質的に制限はあるがだいぶ幅が出てきたし秋以降は大きく崩れなくなった。父はJCD制覇などJBCクラシック連覇などダート中距離で一時代を築いたタイムパラドックス。遅咲きは親譲りだろう。

その反面で母系がサンデーサイレンス×ノーザンテースト×ロイヤルスキーと芝でも行けそうな軽い配合だからタイムズアローの重・不良成績は[3-0-0-1]半兄ワキノカイザーが[1-1-1-2]半弟アントニオピサも[2-1-1-0]で渋った馬場は非常に巧い。

ナムラビクターは前走のベテルギウスSを盤石の好位差しで完勝。レパードSホッコータルマエとの接戦歴やブラジルCの圧勝を考えればごく普通。中山1800mのラジオ日本賞では離された4着(0秒8差)だったが長期休養明けだった当時とは心身ともに雲泥の差。順当に首位戦線だ。

直線で捌き損ねながらベテルギウスS2着のソロルは花園Sで平安S4着のアメリカンウィナーを楽々退けている点からも能力は相当だが使い詰めで若干気配落ち。鞍上G.ブノワのダート未勝利も心配の種。

これならばコンビ4戦4勝のマスクトヒーロー横山典弘。人馬ともに中山1800mは熟知している。体質が弱く使い込めないので出世が遅れているが霜月S4着後はしっかり除外権利をとってこのレースを目標に待機。一戦必勝の熱意を買う。

以下では中山ダ1800mで複勝率30%を越えるゴールドアリュール産駒ダノンゴールド(絶好調の北村宏司)重馬場のマーチS勝ちなど道悪に滅法強いサイレントメロディが特注。フェアウェルSは7着だが上がり順位は2位だった。

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