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2014/01/25 11:00
京都牝馬S
過去10年で上がり最速馬が7回優勝しているように最優先確認事項は斬れ味の有無。こうなるとサンデーサイレンス系の絶対的有利の立場は揺るがない。マイルCS5着で人気必至のドナウブルーは引退レースで「56キロ」だから軽視して4歳「52キロ」のウリウリや5歳「54キロ」のゴールデンナンバーを買いたいレース。
ただここは過去5年で10年2着ベストロケーション(7番人気)11年3着サングレアズール(9番人気)13年3着ベストクルーズ(10番人気)とサンデー系に唯一反抗の姿勢があるVice Regent系の4歳ノボリディアーナから狙う。速い脚は使えないが好位から渋とく粘り込める血統で高速とはいえ少し冬枯れもある馬場は適している。
秋はローズS8着、秋華賞14着と成績を落としたがいずれも前崩れの展開を先行したもの。その秋華賞も0秒8差だから着順ほど負けてはいない。前走のターコイズSは逃げ2頭を深追せず一旦控えて直線の攻防に賭けた横山典弘の手綱捌きも光ったがゴール寸前まで激しく叩き合ったようにマイルならば能力を十分に生かしきれる。
母スターリーロマンスはフジキセキの全妹で全4勝中3勝を芝1200mで稼いだ馬だからその産駒の適性も短めにあると考えるのは妥当。平坦の京都は[3-0-0-1]白百合Sでは人気の一角ウリウリに先着している。中間4本と若干急仕上げ気味だが本数はいらないタイプだし絶好の1枠1番と「53キロ」で勝ち負けになる。
衣笠特別を上がり3ハロン33秒8で突き抜けたウリウリとサンデー系では斬れ不足のダイワメジャーでもナスキロ的な柔らかさが全面に出ているゴールデンナンバーが大本線。展開が向いたとはいえ古馬を相手に準オープンを勝った「53キロ」のプリンセスジャック。ターコイズSは3着だったが上がり最速の末脚で直線急襲し復調を示したミッドサマーフェアが連穴。