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2014/01/26 14:00

AJCC

有馬記念で渾身の◎をうって大差のブービーに沈んだダノンバラードがいる。300m短縮しただけでコース、非根幹距離など条件はほぼ一緒で相手弱化だからスライドで本命もありだがさすがにG1とはいえ連続での惨敗は厳しい。僚馬トゥザグローリーが年末から調教を再開したのに対してダノンバラードはそれから1週後だったし状態が良くないのだろう。

レッドレイヴン美浦Sを完勝し、オープンに返り咲き。上がり11秒4-11秒7のラップを見せ鞭だけで楽々抜けるのだから2歳時の輝きは色褪せていないが下級条件を馬なり、もったままは藤沢和厩舎の危険信号(新馬、未勝利を中心に多発)これだけ骨っぽいメンバーを考えれば人気に見合っていないしもう一戦してからでも判断は遅くない。

前年の秋に古馬王道G1を使ってきた馬が“顔”で好走するようなレースだが日経新春杯を制したサトノノブレスよろしく今年はフレッシュな新顔の出番とみる。とりわけ「伸びシロ」「距離延長」「中山適性」と条件が揃ったダービーフィズが面白い。

全姉アプリコットフィズ(秋華賞3着)半兄クレスコグランド(京都新聞杯)がいて、叔父のマンハッタンカフェ(菊花賞、有馬記念、天皇賞春)は上がり馬の代名詞。成長力は十分に秘めている。凱旋門賞馬Allegedの血を引いていることからも延長は歓迎だし、決め手勝負より消耗戦が向いている。

07年から7年連続でトニービン(アドマイヤベガジャングルポケットハーツクライ)が3着以内に絡んでいるように外回りで長くいい脚を使えることは必須。中山【1-1-1-1】で同コースのセントライト記念で上がり4ハロン11.8-11.9-11.9-12.1を差し込んでいるようにその適性は証明されている。

ディセンバーS(3着)の中間は道悪の菊花賞後で疲労をとりながらの調整で物足りなかったが今回は1週前に坂路で4F51秒3を計時すると最終追いもポリトラックではあったが一杯に負荷をかけられるなど質量ともに明らかな調教強化。能力を出し切れれば自慢の末脚が重賞初Vに導く。

相手筆頭は天皇賞(秋)8着、有馬記念10着と結果こそ奮わなかったが強敵に胸を借りてきた中山大得意の6歳ヴェルデグリーン(父ジャングルポケット)4歳フェイムゲーム(父ハーツクライ)は復帰戦のディセンバーSが0秒2差6着。正直もうひと叩き欲しい感じなので割り引いたが期待を込めて3番手。

あとは調教量豊富な冬将軍トゥザグローリー。コースは合っているし、ブリンカー着用で集中力が増せば怖い存在。内枠でラジオNIKKEI賞の再現を目論むケイアイチョウサンも警戒したい。

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