723件のひとこと日記があります。
2014/02/08 11:00
すばるS
手前味噌になるがまずはこちらから
「メイケイペガスターは新馬戦(阪神1600m)が鮮やかな差し切りでデイリー杯2歳ステークスで1番人気に推されるも11着に惨敗。さすがにあれが全能力とは思えないが父フジキセキ×母母父Silver Deputyだとカネヒキリ(母父Silver Deputy)に近く、更にブライアンズタイムを挟むともうダート馬にしか見えない。」
昨年の若駒S予想におけるメイケイペガスターの評価を抜粋したものだ。別にダート適性を見抜くのが至難だというほどイレギュラーな血統でもないから別に威張ることではないがこの馬のダート使い(何故か実現性が高そうな気がしていたし)を聞いてようやくひとつの推論が証明終了。すなわちQ.E.Dとなりそうである。
主な利点は燃えすぎる気性の制御。ダートを走ることによる物理的な減速と砂を被らせることによって他に気を逸らせてしまうということ。もちろん内枠などで嫌気が差す場合や根本的にダートが向かないと話にならないがメイケイペガスターは外枠に入ったし、冒頭の通り血統的な裏付けもある。
共同通信杯レコード勝ちが示すように馬場が渋って高速化するのは好材料。1400mへの短縮も今後を考えると秘技に近い。成長期とはいえ京都金杯は太かったがこの中間はコースを中心に切り替えており動ける態勢を整えた。オープン特別とはいえ初ダートなので甘くはないが実力は一枚うわてだ。
相手本線はギャラクシーSでオープン無双のマルカフリートを退けたウォータールルド。斤量差は2キロあったが直線の叩き合いは見応えがあったし霜月Sからの連続好走で本格化したとみていい。ロイヤルクレストの後ろに控えても競馬できるし重・不良で[2-1-3-1]が前進を後押し。
同コースの大和Sは道中のラップ以上に前がやり合った関係で逃げや番手の馬は失速したが流れさえ落ち着けば先行が圧倒的有利。2番手を進んで5着に粘ったトウショウカズンはさすがの地力。1400m6勝はメンバー最多。元々休み明けはいまいちだし叩き2戦目で上位争いに加わる。
いつまでも気になるのがジョヴァンニ。初の1400mだった前走は追走でややモタつく面もあったが直線も前が壁になりながらしっかり反応していたし感触は悪くない。今度は外枠だしメイケイペガスターと一緒に伸びてくるような展開だとアツい。
押さえで相変わらず調教が迫力満点のエーシンウェズン、ダート替わりで一変した芝重賞実績馬オセアニアボス。ベストウォーリアは久々の分と右回りが半信半疑。ガンジスは前走も空回りしている感じでチグハグだったし復活は先だろう。