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2014/02/15 14:00
アルデバランS
なんと二週連続の大雪直撃でまたしても土曜の東京開催が延期(18日の火曜施行)金曜朝の降り出しこそ水分量の多い雪が舞っているという感じだったが夕方にかけて本降りになると積雪の勢いは先週以上。その後、夜中にかけてシンシンと降り続けた結果、朝には近所の道路でも楽々足首が埋まるレベルに達していた。
8日に東京都心で20年ぶりの積雪20センチ超を記録したばかりにも関わらず、日を置かずにまたこの豪雪。地球単位での不穏な変化を感じ取れずにはいられない。ただでさえ先週の日程変更による混乱が尾を引いているのにこの中止はJRAとしても苦渋の決断だっただろう。来週のフェブラリーSは無事に行われることを願いつつ、4日間開催に突入したい。
京都も積雪の影響が残り、1時間遅れでのレーススタート。【アルデバランS】がおこなわれるダートコースはもちろん不良。上位人気を形成するのが準オープン勝ち直後のクリノスターオーやムラが大きいサトノプリンシパルあたりでは波乱は免れないだろう。
充実期に入りそうな5歳ダブルスターから狙いたい。前走の東海Sは初の重賞挑戦だったが前半から中団できっちり流れに乗って優勝したニホンピロアワーズを見る格好の絶好位。4角の手応えも良くスムーズに外に持ち出したが直線で何故か競馬をやめかけるアクシデント。ゴール前マイネルバイカと併せる形でもう一度伸びたがなんとも不可解な4着。まともなら3着はあった内容だった。
2走前のフェアウェルSも前に厳しい展開ながら粘って5着。元々は短距離で先行していたくらいでスピードは豊富。追走に余計な脚を使わなくていい分だけ終いも安定してきた印象がある。負けはしたが4走前の花園S(稍重)でソロルから0秒5差(4着)で「1分49秒1」一週前のみやこS(良)が「1分49秒2」だから時計の速いコンディションにも対応する力はあると判断していい。
みやこS2着の実績があるインカンテーションと同じA.P. Indy系のシニスターミニスターが父で母父は別名凍結防止剤の鬼アサティス。半姉はNARグランプリ年度代表馬に2度も輝いたラブミーチャン(父サウスヴィグラス)父が替わっているから距離は持つ。今週の追い切りは時計を要したが併せ馬を消化しているし状態面にも不安はない。55キロなら首位争いだ。
先手を奪われた昇竜S(10着)を除けば京都は2戦2勝のサトノプリンシパルが一応の対抗だが、前に行きたい馬の動向次第ではタイムズアローやナイスミーチューの差しが台頭。大穴はマルカプレジオ。平安S6着の内容は悪くなかったしオープン特別ならほとんど差はないと思える。