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2014/02/22 10:00

ヒヤシンスS

1月5日から短期免許で騎乗していたF.ベリー騎手は今週が最後。19日の時点で中山金杯(オーシャンブルー)根岸S(ゴールスキー)を含む[13-10-9-62]はリーディング6位の立派な成績。ダノンバラードの荒業の件でインプットしている人もまだいると思うが彼の騎乗は本来至ってクレバーだ。

人気馬を確実に勝たせる丁寧な技術に加えて、少し難しい伏兵を操れる大胆さや判断力にも長けている。レース流れを読んで、馬の個性を把握するという出来そうで出来ない当たり前が抜群なのだ。ゴールスキーサクラアルディート、負けはしたが京都記念のトゥザグローリーも見事だった。

日本人騎手の人気馬2頭が直線に入っても無駄に溜める中を一瞬で置き去りにした銀蹄S(タールタン)は感嘆そのもので実に痛快。騎乗の差をまざまざと見せつけた。数少ない通年で乗ってほしい騎手なので帰国は残念だが是非ともまたのお越しをお待ちしたい。

ヒヤシンスS】でそのベリーが手綱をとるのはランウェイワルツ。前走は芝のジュニアCで6着に敗れているが今回人気の中心になるメイショウシンシアを2走前のポインセチア賞で倒している比較からもおそらく上位人気の支持。ゴールドアリュール×アフリートの純ダート配合なので巻き返し確実だがここはもう少し妙味のある馬に食指が動くので対抗にとどめたい。

本命はメイショウパワーズにした。ダート1200mの新馬と芝1400mの未勝利はそれぞれ5着、8着と冴えなかったが距離延長で再びダートに戻った3走前が圧巻の変身。注文をつけてハナを奪うとスローに落としてラストは12.6-12.4-12.6でまとめ2着に7馬身差をつける大楽勝。「1分54秒4」は同開催の3歳500万(1/6タイセイクルーズ、1/19エキマエ)を凌いでいる。

前走も同条件で出鞭を入れて先頭に立つと時計の速い馬場も味方して「1分52秒2」で危なげなく連勝を飾った。メイショウボーラー産駒らしいスピードの持続力とダート血統で固められた母系のパワーがうまく融合している。出脚が鈍いだけに芝スタートと距離短縮が鍵。ただ陣営が「ハナを切らなくても大丈夫」と話すように差す競馬も経験があるし目標になるよりはずっといい。メンバーが揃い試金石となるが潜在能力の高さと将来性を買いたい。

追い切りの動きが目立ったタイセイクルーズ(父クロフネ)が3番手。CWで全体79秒3も素晴らしいが菊花賞3着のバンデを追走し迫った調教内容が光るし、何より厩舎の期待を感じる。追って味のある馬だから初のマイルでも東京は向くだろうし台頭は可能だ。

カレンブラックヒルの半弟レッドアルヴィス(父ゴールドアリュール)はデビューからの芝2戦は微妙だったがダートに替わって3戦2勝3着1回。前走の500万は直線までペースが上がらなかったので着差こそ僅かだが余力はあったし馬なりで先頭に並びかけるあたりに素質の片鱗を垣間見えた。ここでも好勝負になる。

メイショウシンシアは後方から大外進出で捩じ伏せた樅の木賞が強烈だったが全体の上がり3ハロンが38秒8の前崩れだったのでインパクトほどの内容かは疑問。ズブい馬なので前半に置かれると厄介だし過信は禁物。

これならば樅の木賞を2番手から粘って3着のエキマエや全日本2歳優駿2着のスザクプラタナス賞を「1分38秒0」で勝っているダイチトゥルースをピックアップしておきたい。

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