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2014/02/23 11:00

小倉大賞典・(洛陽S)

直線だけの上がり勝負にはなりにくい小倉重賞は持久力や持続力に自信を持つGrey Sovereign系の強さがとにかく目立つ。昨年の小倉大賞典は1着ヒットザターゲット(母父タマモクロス)2着ダコール(母母父Caro)で小倉記念も1着メイショウナルト(父ハーツクライ)2着ラブリーデイ(母母父トニービン)の決着。サンデー系のように多数出走しているわけではないから即有効打になりやすい。

中山金杯2着のカルドブレッサ(父ジャングルポケット)が順当に勝利を収める番だ。伏兵が飛ばし1000m通過59秒4で後半も緩みなく流れて[12.1-12.0-12.2-12.1-12.3]=「2分00秒1」いかにも消耗戦が得意のGrey Sovereign系に向く展開になったのが好走の一因。同じようなスポットのスタミナ系サンデーのオーシャンブルー(父ステイゴールド)との上位は頷ける。

直線で内を割ったオーシャンブルーに対して、外を回したカルドブレッサ。道中似たような位置取りながら明暗分かれたが藤岡佑騎手の判断は正解。瞬時に加速態勢に入れないジャングルポケット産駒としては朝日CC(5着)のように内で窮屈になってしまう方が余程マイナスだ。

ゼロスを筆頭に先行激化確実のメンバーが集まったから展開としては中山金杯に近いはず。道中インで脚を温存してどの段階でスムーズに進路を確保できるかが勝負。ひと息いれたが仕上がりも十分。不器用なタイプで出世は遅れたが小倉の寒風に負けないあたたかいそよ風と共に本格化を告げたい。

京都金杯4着(0秒3差)からの参戦となるブレイズアトレイルも瞬発力勝負だと分が悪いので小回り替わりは好材料(小倉は3戦2勝)父は昨年3着のダローネガと一緒のダイワメジャーで少し遠いが母母母父はGrey Sovereign系のKaldoun。延期になった東京新聞杯を回避したがむしろ余分に調教できたぶん調子は上向いた。

大外枠は有利ではないが昨秋ローズS2着、秋華賞6着の実績を残したシャトーブランシュが単穴候補。母父トニービン、母母父Allegedでこれも典型的な上がりの掛かる競馬向きの差し馬。成績が向上するにつれ、明らかに調教で動くようになっているし、52キロで飛躍のきっかけとなった小倉なら一発ある。

ラブイズブーシェは漁夫の利だった有馬記念4着が過剰評価されすぎだが福島記念の3着が示すように高速の小回りレースに適性があるしローカルなら抑えたい。ラストインパクトダコール的な斬れないディープなのでコースは良いが短縮が微妙なところ。アロマティコは輸送があると調教を手控えるので見送り賢明。

洛陽S】は能力差歴然で捻りようもない。軸は京都マイル[3-1-2-2]のセイルラージ。前走のニューイヤーSは好位につけて直線は馬群を縫って2着に浮上。デビュー時からセンスのある競馬をしていたが7歳にして磨きが増した感じ。鞍上は不安だが今後重賞戦線に乗るためにはきっちり決めたい。

ノーブルジュエリーは久々となった前走の京都牝馬Sで3着。早い時期から素質の高さは評価されていたが気性的に難しい馬。そのため条件戦に長く燻っていたがようやく曙光。まともならオープン特別は勝ち負けだが流れが落ち着きそうなこと、テン乗りの小牧騎手替わりが割り引きで対抗止まり。

カオスモス千両賞で「1分33秒4」を叩き出すなど早くからマイルでの性能を証明してきた馬。血統や厩舎の調教方針からすればそのうち距離は短くせざるを得ないと思うが今回のメンバーなら有望。シャイニープリンスは脚質的におそらく相手なりだから4番手でいい。

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