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2014/03/02 11:00

阪急杯

ゆくゆくはマイル路線の主力に育ってほしいと願う4歳コパノリチャードが登場する注目の一戦。スワンSを鮮やかに逃げ切って、マイルCSでも強豪相手に4着粘り込みとまさに飛躍期待の有望株。しかも開幕週の1枠1番発走は逃げ馬にとってこれ以上ない条件。それでも自信の本命どころか、ちょっと重い印も打ちにくいというのが本音。

疑念はスムーズにハナを叩けるのかという点に端を発する。アーリントンC「35秒9」スワンS「35秒3」マイルCS「35秒1」好走時のテンは決して速くない。じわじわ加速していく感じや母父のトニービンを考えると“長めマイラー”で逃げ先行馬にとってテンのダッシュ力も重要な阪神(内)1400mは合わない気がする。

杞憂であることを祈るが次に予定されている高松宮記念といい暗雲たちこめる春になりそうだ。かと言って前が止まらない馬場でローテの狂った外枠の差し馬ダノンシャーク(1400mは12年スワンS4着以来)を買う義理もない。このクラスの1400?1600mであれば安心できるガルボはともかく、D.バルジュー騎乗のラトルスネークなど罰ゲームだろう。

伏兵評価だが今回の結果次第では高松宮記念の有力候補に数えられるであろうマヤノリュウジン(父キングヘイロー)に◎をうった。地方からの出戻り後は芝で底を見せずにオープン入りを果たし、昇級戦のディープインパクトCでも1番人気に支持されたほど。

休み明け、相手強化、大幅馬体重増とさすがに難しい条件が揃ったセントウルSで3着ドリームバレンチノと0秒2差(7着)に善戦するとスプリンターズSでは内を巧みに立ち回り、15番人気ながら2着ハクサンムーンをクビ差まで追い詰める大激走。厳しい状況下でこそ真価発揮のNorthern Dancer系らしい事象だった。

その一方で京阪杯(9着)のような直線上がりだけの競馬は適性が薄い。阪神(内)1400mは前半3F33秒8のハイラップを中団待機から残り200mを切るまで持ったままで突き抜けた心斎橋Sの印象が強烈。前傾ラップになりやすいこのコースなら必ず出番がある。久々ではあるが何より賞金加算が絶対の立場だけに仕上がりに抜かりなし。過去3戦3勝と相性の良い丸田とのコンビで重賞奪取だ。

本線は阪神C2年連続2着で3年前の2着馬でもある○ガルボ。この舞台では展開不問なのが頼もしい。2年前に内枠で包まれた苦い経験もあるだけに外寄りの枠も好材料。中間の調教本数はやや物足りないが直前に破格の時計をマークしているし状態面にも不安はない。

エピセアロームはチューリップ賞(2着)でジェンティルドンナに先着、セントウルSではロードカナロアに土をつけるなど阪神は得意な馬。1400mは(9)(6)着だが昨年の阪急杯は休み明けだったし、阪神Cも流れ不向きと敗因はしっかりしている。前走から1キロ減で体調も上向いている今回は一発を狙える。

展開利、馬場が味方につくコパノリチャードが一応次。レッドオーヴァルテンションの高さが心配も1400mなら我慢できそうなだけに連下に少々、サンレイレーザーはズブさが出ているので短縮が微妙もG3なら力上位。サンカルロは捌きにくい内枠だとやはり掲示板が一杯だし、カレンブラックヒルもコース追いができない現状を嘆くしかない。

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