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2014/03/09 09:00

仁川S・大阪城S

馬券に消費税が課されていたら…。105円、1050円、10500円…。5円や1円の使用頻度は上がるし、さぞ面倒だっただろう。そもそも複勝を1万円購入すると勝負の前に500円が吹き飛ぶ。これでは萎える。必然的に高額、大口は大幅に減少する。ただでさえ、的中しても高いテラ銭(控除率25%)が手招きしているのに消費税が関わってくれば競馬は衰退待ったなしだ。

4月1日から、いよいよ消費税が8%に引き上げられる。世間的にはしばらく駆け込み需要と騒がれているがこれは実に間抜け。一般的に高い買い物とされる不動産や車の購入を急ぐ人も大勢いるが、購入者の得にならない以上に販売側に損や不利益は発生しない。するわけがない。

逆に増税以降は高騰感を抑えるためのキャンペーンを各社が張るだろうから結局増税の前後で収束帯にほとんど変化はない。ちなみに結婚式は式の日取りが全て。31日であれば5%、1日なら8%だ。だから3月はお盆の新幹線乗車率並のラッシュ。

しかしこれも会社にとって不利益な設定にはなっていない。少し上積んだ、要はぼったくり料金なのだ。だからテレビの話題に踊らされて駆け込むなんて体力、精神力をそれこそムダに消費するだけ。身近な家電製品や日用品で身の丈にあった額を少しずつ切り詰める方がよっぽど正しい経済観念及び増税対策となる。

フェブラリーSも終了し、ダート戦線は人心地についた。ただ【仁川S】に出走しているクラスの馬たちにとってはまさに安い買い物(賞金)でも地道に積んでいくしかない。一体ヴァンヌーヴォーにどれほど絞り取られるのか分からないが、なまじ気を持たせるような負け方だし、毎回ケイコも動くから手を離しづらい。

東海Sはスタートで後手を踏んでご破算。そのまま潔く沈んでくれれば、ある意味で話は早いのだが3角から捲り上がるように進出し、直線も大外に膨れながら勝負が決した頃には7着まで差を詰めているのだ。スムーズとは言わない。力の使い所を間違えずにせめて普通に競馬をしてくれれば近い将来に相当な力と認知される。

ラストチャンス。舞台は過去[1-1-0-2]の阪神2000m。昨年の梅田Sでは4角15番手から猛然と追い込んで2着。当時記録した持ち時計「2分02秒8」は今回のメンバーで最速。ベテルギウスSでは人気の中心ナムラビクターと0秒6差。無論立ち回り次第で埋まる差とみる。コンスタントに使われているがとにかく調教の質も落ちずタフな馬だし増税前に賞金を手にしたい。

鞍上小牧太の不振が気掛かりもまともに動けばベテルギウスS完勝のナムラビクターは主力視。マルカプレジオアルデバランS2着は展開も向いたが煮え切らない競馬からひと皮むけた印象で今度も軽くは扱えない。別定の57キロが課題だがシリウスSを勝っているケイアイレオーネの巻き返しが4番手。

メテオロロジストは同型マイネルバイカの取り消しで単騎濃厚も休み明けは反応しない馬。ドコフクカゼは除外の影響もあって大幅馬体増だけに見送りが妥当。ナリタシルクロードも力をつけているがこれも叩いてから。

借りを返すといえば【大阪城S】のセイクリッドセブンにも働いてもらわねば困る。期待した中京記念8着、小倉記念9着、小倉日経オープン6着では一銭にもならない。ただ小倉での競馬を見た感じだと不器用で脚質的にも小回りは向かない。

3勝している阪神替わりはプラスで中京記念が53キロで0秒5差の比較からすれば同じハンデで相手弱化なら通用しない理由はない。休み明けで太めながら外を回して0秒5差(9着)だった東京新聞杯が今後に希望を持てるレースだったし、叩き2戦目+岩田康誠+得意の外枠で変身余地。

ディープインパクトの差し馬3頭はおそらく縦長になるであろう展開をどれだけ我慢できるか。キャリアを考えれば武豊に一日の長だがスマートレイアーはオープンの牡馬相手に54キロを背負って勝ち負けするほどではない。順当に成長してきたディサイファ、じっくり溜めればのヒストリカルが本線。あとは55キロのメイショウウズシオに注意したい。

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