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2014/04/12 12:00

ニュージーランドT

重賞連対馬がショウナンアチーヴカラダレジェンドクインズハリジャンの3頭と小粒なメンバー構成であればトライアルに間に合ったウインフェニックスが混戦ムードを断つ。前走でようやく2勝目を挙げた馬だが500万で苦しんだとは思えないほど、その経歴には厚みと説得力がある。

6月の東京(芝1800m)でデビューし、2戦目の福島で初白星。すると新潟2歳Sでも14番人気の低評価を覆し、2着イスラボニータとはハナ+クビ差の4着に大健闘。勝ち馬には離されたが相手が悪すぎただけでウインフェニックスも上がり3F33秒3(メンバー中2位)の脚力から重賞制覇が視野に入るほどで次の勝利は時間の問題と思われたが甘くはなかった。

イスラボニータとの再戦だったいちょうSも0秒1差2着(スプリングS3着のクラリティシチーには先着)と非凡な能力をアピールしたがそこから百日草特別(2着)葉牡丹賞(3着)黄梅賞(3着)と自己条件を取りこぼしてしまったのは誤算だった。ただし冬場で疲労回復が遅れ、体調面が整わなかったことが敗因であり実力が劣ったわけではない。

前走は平場だったが終始大外を回った2着馬に対して、好枠を利して経済コースを進み、直線も狭くなったスペースを冷静に捌いた。やはり一枚違う強さを備えているような落ち着きを払った競馬。今回も条件は変わらない。重賞にはなるがこれまで戦ってきた相手を振り返れば特別意識する必要はない。

中1週でもビシッと追い切って気合いを注入されたように仕上がりに抜かりなし。母父にアグネスデジタルが入るのはパワー優先の馬場だけに有利だし、実際に前走で対応しているのも心強い。ホエールキャプチャなど活躍馬多数のタレンティドガールが三代母。ここで勝ち負け出来れば先に繋がる可能性がある。

ショウナンアチーヴは朝日杯FSでアジアエクスプレスの2着(0秒2差)陣営が悔やんだ仕掛けの分だけ外国産馬の迫力に屈したが一番厳しいレースをしただけに価値がある内容。ファルコンSを使ってガス抜き完了。クラシック路線に回るアジアエクスプレスの留守は任された。

アルマエルナトファルコンS(3着)は出遅れが功を奏し、Hペースに乗じて浮上した他力本願なレースではあったが中山実績もあるし更に気配上昇の調教からも中団から運べば台頭の余地がある。

イタリアンネオは叔母に重賞3勝のイタリアンレッドのいる血統。ネオユニヴァース産駒らしく小回り向きの機動力と加速が抜群だったように本馬も若竹賞を捲って完勝している。弥生賞は強気に運んで撃沈したがこの相手関係なら一発あっても驚けない。

イダスは人気の仕方が気に入らなかったので評価を下げたが緩みないの流れで逃げて、そのまま余力たっぷりに押し切った前走は見逃せない。マイネルホウオウの半弟でスクリーンヒーロー×フレンチデピュティもどんぴしゃりだし有望ではある。

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