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2014/05/02 23:00

天王山S

天王山Sは86?08年までは距離変更こそあれど一貫して京都の1000万条件(旧900万時代を含む)で施行されてきた。09年の休止を経て10年は京都ダ1200m、11年には阪神ダ1200mのオープン特別として復活しているが12?13年は再度休止している。

スポンサーなど大人の事情も絡んでくるので細かいことに拘ればキリがないのだが番組をいじるのは極力控えてほしいもの。レース名で季節を感じることも多いし、誰にだって心に深く刻まれる特別なレースはあるはず。それはなにもG1や重賞に限らない。

個人的には「メイS」と聞けば、10年前にWINSで初めて馬券を買った日に初的中を飾った記念すべきレース。だから未だに準オープンのイメージが強い。勝ち馬ヘヴンリーロマンスの名前と一緒に生涯のメモリーに保存されてゆくことだろう。

10年はサマーウインドが「1分10秒4」で2番手押し切り。同時期におこなわれる栗東S(今年は5/18に京都ダ1400m)では09年ミリオンディスク「1分09秒4」05年ブルーコンコルド「1分09秒9」があるようにやたら時計が速く、好位を確保する脚が必須。

武豊騎乗のサウンドガガは05年ジョイフルハートにどことなく似た雰囲気を醸し出す馬だが前走のオルフェーヴルCは余力残しの逃げ切りも[34秒7-35秒7]はいかにも楽なマイペースだし、相手や斤量にも恵まれた一戦だったので過信は禁物だ。

今回狙ってみたいのはシゲルソウサイだ。コーラルSは良績の少ない1400mだったが好発からダッシュも決めて3?4番手を追走。直線は休み明けの影響か伸び切れなかったが最後まで踏ん張って5着。負けはしたが競馬の仕方に進境を窺わせる上々の内容。

いつしか追い込みのスタイルが定着したが先行する脚もあるのを証明したし、京都ダ1200mは[3-1-0-2]で山科S(4着)深草S(6着)もそれぞれ「0秒4差」だから大崩れはしていない。前走は太め残りであれだけ走れたのだから今季は余程好調と考えられる。先団?中団前で運べれば穴になる。

コーラルSで一旦は抜け出す見せ場を作り3着に粘ったエーシンビートロンも京都は安定。近走不振も6馬身差の大楽勝だった新馬以来の1200mを使うサマリーズの変身。「58キロ」はキツイが復調気配があるマルカバッケンの地力も要注意。

この次に得意の1200mで連勝を目論むサウンドガガ。実力的には室町Sで「1分09秒6※稍重」があるウインラーニッドが上位ランクも脚部不安明けで良化途上では苦しい。人気がなければ抑える程度。末脚に威力のあるナガラオリオンもこの舞台だとオミットしたい。

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