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2014/05/04 11:00
オアシスS・(端午S)
土曜は久しぶりに府中の杜に足を運んだ。陽射しが燦々と降り注ぎ、気温もグングン上昇。まさに初夏を思わせる快晴の空。それでいて、たまに通り抜ける風は心地よく絶好の競馬日和だった。それだけにお目当てだったラングレーの敗退には肩を落とすしかなかった。
なんとか切り替えていきたい。【オアシスS】はユニコーンS優勝で武蔵野S3着のベストウォーリアが実績断然のメンバー構成。3番人気だったフェブラリーSはスローの内枠が仇になり身動きがとれず不完全燃焼の競馬。前走後はしっかり疲労を癒して再調整。まず連対は安泰だろう。
ベストウォーリアに対抗するには直線で匹敵する脚を使える馬ということでレーザーバレットに白羽の矢。2走前の白嶺S(不良)は前半4F46秒7の速い流れで先行勢が直線で脱落する中、先団の後ろから無理なく進出し上がり3F36秒1でまとめての快勝。
直線で追い込んだ2着パワースポットは「53キロ」3着ブロードソードが「55キロ」だから「57.5キロ」で押し切ったレーザーバレットの強さが浮き彫りとなる。良馬場の東京ダ1600mは[3-1-0-1]ブライアンズタイム産駒らしく乾いた砂で躍動する。
絶好調なのがタールタン。持ったまま仕掛けを窺うキタサンイナズマ、サクラレグナムを一気の加速で置き去りにした前走の銀蹄Sが強烈な印象。1200?1400m向きの短距離馬に見受けられるが父Tapit(テスタマッタと同じ)ならマイルは克服できる。
ナイトフッドは昨年の武蔵野Sでベストウォーリアと0秒4差(5着)当舞台で優秀なシンボリクリスエス産駒でもあるし展開が向けば面白い。オールドパサデナは堅実駆けで東京ダ鬼のEmpire Makerだがこのクラスだともう少し雑巾がけが必要だろう。
【端午S】この時期の3歳ダートは比較材料が少ないし、成長も加味すれば優劣はつけづらい。パフォーマンス重視でメイショウオセアンから入りたい。3走前の500万(京都ダ1400m)は中位からマクり上がって、直線も末脚の勢いは衰えず4馬身差圧勝。
昇竜S(6着)は好スタートを切ったが内で揉まれ砂を被ったせいか、手応えも良くなく鞍上も直線は無理をしなかった。マーガレットSは初芝で参考外。芝の中距離でも走れそうな血統だけにスピードが問われるこのコースは合っている。
C. ウィリアムズに乗り替わった昇竜S2着ナンチンノンはダートに戻って再度勝ち負け。昇竜S1着馬コーリンベリーも反撃必至。ヒヤシンスS(4着)の粘りが光ったダイリュウキセキも警戒しておきたい。