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2014/05/10 12:00

プリンシパルS

未だに引き摺るラングレーの敗戦。しかも今回のは物理的ではなく精神攻撃だから余計にダービーへのモチベーションが保てずに往生する。こうなった以上は予想を大幅に修正する必要がある。ただ一度固めてしまった結論を咀嚼し直すのは難儀。則ち皐月賞組にダービー馬はいない。

筋書きのないドラマが野球なら、筋書きがありそうでないのが競馬だろう。種付けの瞬間から綿密に練られたシナリオでも軌道修正の連続なのだ。◎ワードイズボンドはNHKマイルカップを除外されてのダービーTR行きだから本意ではない。実際仮にここを勝ってもダービーは記念出走濃厚だ。

週中の話に戻ると陣営はNHKマイルの抽選を突破した暁には「ミッキーアイルにスズをつけにいく」と豪語ならぬ所信表明。未勝利を快勝した時が[3F34秒5-4F46秒2-5F57秒9]阪神マイルは中盤緩みやすいが3F?7F目まで綺麗に11秒7を刻んでいる。勝ちタイムは「1分34秒0」。

これは奇しくもミッキーアイルが逃げ切ったアーリントンCと同じ記録でラップは[3F35秒2-4F46秒7-5F58秒8]勝ち負け度外視で単純に比較すれば芝ノンキャリアでこの好時計を叩き出したワードイズボンドが文字通りミッキーアイルの出鼻をくじけた公算は高い。もはや要らぬ皮算用だがこの潜在能力は心に留めておきたい。

あの抽選で外れたから今の姿がある…なんて大袈裟な話にはならないだろうが距離の幅を確認する作業には格好だし現段階での腕試しにも東京2000mはぴったりな条件。繰り返すが力量的にはマイルG1にも堂々エントリーできた。オープン特別でも臆することはない。

グラスワンダー×サンデーサイレンスは昨年2着したミエノワンダーと一緒。Roberto[3×4]だから到底東京向きではないがパワーごり押しで踏ん張るには最適な馬場。半姉ルージュバンブー(父マリエンバード)がチューリップ賞3着、叔父スムースバリトンは東京スポーツ杯2歳S勝ちがあるように上質な底力も秘めている

意地でも最後の当確を灯したいのが実績文句なしのベルキャニオン。厩舎も事情も異なれどマウントシャスタカミノタサハラとこの血統で3年連続ダービーお釈迦は避けたいだろう。共同通信杯ではイスラボニータと僅差だし背水の陣を敷いた格下げでV最右翼。ダービーへのお釣りはないが結果は欲しいところ。

ワンカラットの半弟トップアート(父ディープインパクト)は近走伸び悩み気味だが大きく崩れたのは道悪のつばき賞(11着)だけ。斬れ味が活きる東京で台頭期待。はなみずき賞(4着)は位置取りの差が明暗を分けたメイクアップサウスポーだった父の後押しを背に得意の左回りで上位を窺う。

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