仁川の鬼VS西の狼

思えば函館、札幌と秋山を背に連勝を飾った時はここまで強い馬だとは思わなかった
ただ、芦毛の馬が夏に走るのかと思ったぐらい
どうやらスダホーク、ホクトヘリオスと何故か芦毛の馬には興味を惹かれるらしい
そのゴールドシップも6才、今年が多分見納めだろう
残る数戦、力を出しきって欲しい
連勝で挑むのは3才時以来、6才にして尚覇道を極めるのか

相手は「西の狼」トーホウジャッカル
金色に見える鬣を持つ尾花栗毛
臨戦過程は不利と言われるが、それでも勝つのが真に強い馬
絶対競馬のサウンズオブアースを負かした菊花賞馬にはその資格は充分ある

俺はゴールドシップが好きだ
だが、初めてゴールドシップを倒して欲しいと思う馬が現れた
それがトーホウジャッカルだ
この馬に負けたのなら納得できる

真っ向勝負、小細工無しの叩き合いを切に願う
そしてどちらが勝つにせよもう一度対戦して欲しい
おそらくゴールドシップの引退レースになるであろう有馬記念で「東の虎」ドゥラメンテを交えて