51件のひとこと日記があります。
2022/11/04 23:59
2022.11.03 JBCデーの悲喜交々
盛岡11R第22回JBCスプリント(交流Jpn1)は、G1初挑戦のダンシングプリンス(牡6(2016-)、[美浦]宮田敬介厩舎)が、三浦皇成J(57.0)騎乗で出走し、勝利しました。
スタートを決め、終始、先頭を譲らない逃げ切りの完勝でした。
これで、戦績は、中央5-1-1-2、地方5-0-0-1、海外(SAU)1-0-0-0。
この勝利で、総賞金は、3億を超えました。
今年9月に急逝した、父パドトロワの後継種牡馬になれる可能性も、出てきたでしょうか。
(現実は、社台Gのバックアップ次第でしょうが。)
ダンシングプリンスは、母母サワヤカプリンセス、プリンセスメモリーの半弟(3/4同血)という血統から、
コメ1を書き込んで以来、注目しており、今回の勝利の喜びも一入でした。
デビューも遅く、芝(中央)では到底無理かなぁからの、地方発快進撃でしたし。
というのも、時を遡ること、1時間20分。
第9RのOROカップにて、
久々の勝利を目指したトーセンスーリヤ(牡7(2015-)、[大井]橋本和馬厩舎)が、
誰の目にも危険なそれと判る、落馬中止を起こしていました。
鞍上の山本聡哉Jは、無事だったでしょうか。
トーセンスーリヤについては、その日の内に、左肩関節脱臼、予後不良、安楽死処分が発表されました。
生涯戦績は、中央5-7-4-18、地方1-1-0-7。
主な勝鞍は、'20新潟大賞典(G3)・'21函館記念(G3)。
G1でも、'20宝塚記念で、クロノジェネシスの7着などがあります。
(以下、コメント欄に続く)
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KAGA-1さん
今年の、謎の大井(ダート)出戻りから、歯車が狂ってしまった末路がこれかぁと、本当に悲しかったです。
OROカップを完勝して、中央復帰の足掛かりにしてほしい、
横山和生Jを背に、もう一花(重賞)咲かせてほしい、
何より、Privateでもいいから、種牡馬に上がってほしい、と思っていました。
総賞金は2億を超え、母父デュランダル産駒では、堂々の2位。
(1位は、チュウワウィザード。)
以前も書きましたが、7代母Black Helen、父ローエングリン産駒と、血統からも楽しみな面が多い仔だったので、何とも言えない最期となってしまいました。
競馬には付き物とはいえ、常に危険と隣り合わせということを、見る度に思い知らされますね。
忘れられない2022年のJBCデーとなりました。