軌跡は奇跡を導くか。

最近、あちこちの掲示板では、JRAの陰謀によりあの騎手があの馬がどーだとかこーだとか･･･いろいろ渦巻いて？いるようですが･･･
陰謀とは言わないまでも、なにか神がかり的な、というかちょっとアンビリーバブルなことが起きてますね。。

先日、武さんは日記で、残り2週を阪神で過ごす、という明確なスケジュールを公表していました。
そして24年の連続記録について遠まわしに触れ、サウンドオブハートが1番人気になったことに「別の意味」を感じ、感謝の意を深く静かに述べていましたね。
少し泣きました。
悲しいとか残念とか、そういった感情はもちろんありますが、何より武豊という騎手が競馬を馬を愛し、楽しみ、喜んでいる変わらぬ気持ちがうかがえるからです。騎手会長になったことで、トップスターである事と同時いろいろな責務を負い、競馬界そのものの隆盛のために献身している姿勢が多く目立つようになった今、彼の勝敗の鮮烈さよりも彼の真摯で変わらぬ凛として穏やかな姿に感謝と尊敬の気持ちが湧きます。

武豊が有馬に出ない、という衝撃に心はやはり沈みましたが･･･縁というものはすごいですね。

横山さんの騎乗停止によって玉突きのように（失礼承知。）舞い込んだレッドデイヴィスへの騎乗依頼。

私はどうしてもブエナを応援するけど･･･

彼がいてくれる有馬か、そうでないかは、競馬人にとって計り知れない違いがあります。

個人的にはラヴェリータのように、馬も人も、精一杯の力を見せ、感動を呼ぶ「武豊のレース」を見せていただきたいと切に思います。