1318件のひとこと日記があります。
2012/01/31 15:07
女傑と師と騎手と。
『優駿』の杉本アナウンサーとの対談連載を見ました。ゲストは松田博資調教師。
ブエナのデビューから引退まで、松博師の考えや感情とともに対談が進みます。
松博師と安藤騎手との【違い】は阪神JFですでに生まれていたのですよね。
師はブエナの素晴らしい才能なら、ゲートを出たなりに前目につけることも良しとした。
しかし乗り手はそうは思わなかった。ブエナの行く気に任せてレースして欲しい師と、実際に参戦する騎手の【想いの違い】
それは時としてどうしても交わらない。ここから2人の考え方にどんどん溝ができ、深まった結果、札幌記念でブエナの歯車が狂いだす。
師は牧場での調教の違いも敗因にあげてますが、やはりここでの騎手の乗り方に納得していない様子は話から伺えます。
「これからもその乗り方でいくなら降ろす」、という師の一言にも動じなかった安藤騎手はエリ女を最後にブエナとの戦列を離れる。
共にブエナに一番近い存在である人間2人の【想いの違い】は、果たしてブエナにはどう映ったのでしょうか。どんなレースでも展開でも、機嫌を損ねたり故障したりせず、ただベストを尽くし続けた彼女。師と騎手、どちらのポリシーが良かったのか、もう巻き戻せない”たら・れば論”。最後にはファンも「乗り替わりの激しさ」というかたちでこの点にぶち当たったのではないでしょうか。
JCを勝ったブエナを労ったスミヨン騎手とは別に、安藤騎手は久しぶりだった彼女の優勝姿をどんな風に見ていたのかと、今でも考えずにはいられません。
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上り3F33.2さん
追い込みいっぺんとうな乗り方が松田調教師には我慢がならなかったのだと思います。が、ブエナビスタに競馬を教えて強くしてきたのは安藤騎手に他なりません。
自分の競馬スタイルを貫いた安藤騎手は立派だと思います。
乗り替りなど日常茶飯事の今の競馬事情でデビューからずっと一人の騎手が乗り続けている馬って何頭居るんでしょう?
自分が知ってる限りではオルフェーヴルとアパパネくらいです。
ブエナの子供にまた安藤騎手が乗れるといいなと思います。 -
まめこさんがいいね!と言っています。
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Nobbさん
引退の際はとても感慨深いものがあったと語っていました。
惜敗が続いていた頃は歯痒い思いをしていたと思いますし、
ジャパンカップ優勝は安藤騎手も嬉しかったのではないかと思います☆
常にベストを尽くせることだけでも凄いこと。
さらに結果まで残すのですから。 それも3年もの間。
多くの人に素晴らしい景色を魅せ続けた名馬。
彼女の未来もまた素晴らしいものであることを願ってやまないですね。 -
ホットスタッフさん
降ろされる危険性を背負いながらも、自分のスタイルを貫くところに腕で勝負してきたプライドを感じます。離別は致し方なかったでしょうね。安勝Jはジョワドヴィーヴルもよく見ているようですから、ブエナビスタもずっと追っていたでしょうね。
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はじめまして!
僕個人としては、アンカツの乗りかたが好きでした。
ホントにJCの後はどう見てたんでしょうね?
レースで言えば、オークスのギリギリ差し届いたのは
感動的でした!心臓にはめちゃ悪かったですが…(^^; -
餓狼丸さんがいいね!と言っています。
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umaumachaさんがいいね!と言っています。
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みうみうさんがいいね!と言っています。
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すいはさん
一頭一頭に本当にドラマがありますね(´―`)
優駿を早く入手して読みたいと思います。 -
ソーニさんがいいね!と言っています。