1318件のひとこと日記があります。
2012/02/01 16:26
折り合いの難しさ。
昨日の日記について、たくさんのコメントありがとうございました。
これは、彼女の栄光の陰にずっとついて回ることと思います。
引き続き、今日もこの対談について。
師は日本における騎手のあり方について言及し、それによって外国人騎手に頼らざるを得ないことを語っています。
まず日本人騎手のレースでの【弱さ】について
レース中のポジション取り、馬体を寄せての攻防の甘さ、緩さを指摘しています。
欧米だけでなく、同じアジアの香港においてもアグレッシブな騎乗が求められているのは既に当然であり、本国ではこの部分に関する騎手のあり方がズレているのではないか、と感じる発言です。
しかしこれは一方でJRAの制裁基準を問うことにもなります(現に、杉本さんは「ジャッジが厳しいからではないか」と発言)
師はその問いかけについては「そうでなくて、」と前置いていますが、結果そこに波及する意見ですよね。
もう一点、騎手の【態度】についても物申す、的な発言をしています。
昔は厩舎に騎手が所属し、助手や調教師とともに1頭の馬の成長から調教、実践までを主戦騎手がトレースできる状況でした。
しかし昨今、フリーになるのは良しとして、恩義の名残はあるものの、1週前追い切りなどにメジャーな騎手が熱心に乗ることなどあまりありません。
師はこの現状を怒るというか嘆くというか、問題視しているようです。結果、調教1本&本番だけなら勝負強い【外国人騎手】を選択する流れになっても仕方がない、という考えでしょうか・・・。
もちろん、調教時に馬の気持ちが高ぶってしまったり、マイナスに働く場合もありますが、この点に関してはファンとして同調したくなりました。
私たちが一番魅力に感じている【人馬一体のドラマ】という競馬の素晴らしさはこうした点にも求められるのではないかな、と感じます。
彼が現役のときから比べれば、時代は様変わりしているので一概に正しいとは言えませんが、師のポリシーを感じる興味深い発言の数々でした。
明日は対談最後の感動のエピソードについて。(まだ続くのか。)
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Nobbさん
ここの掲示板では
「降ろせ!」「○○は乗せるな!」「転厩させろ!」とよく書かれます。
馬主さんは余裕もある大人なので、そこまで短絡的ではありませんが、
不況の影響か、昔よりシビアになった印象です。
まあ、親の気持ちになって考えてみるとよく解るのですが、
我が子の幸せを考えれば、やはり一番結果を期待できる人に任せたいですからね。
僕もコロコロ鞍上が替わるのは好きではないので、
日本人騎手にもっと頑張ってもらいたいのですが…
今回、松田先生がビシッと仰ってくれましたが、やはり甘いんですよね。
これは騎手だけではなく、もう全体的な問題ですが。
「ドバイだ!」「凱旋門賞だ!」とレベルが上がっているように報じられていても、
根幹の腐敗はどんどん進んでいて、衰退の一途を辿っていますからね…
我々の好きな競馬がなくなってしまわないためにも、
松田先生のメッセージ、しっかり届いて欲しいものです。 -
万年ボーイさんがいいね!と言っています。
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カピバラさんがいいね!と言っています。
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上り3F33.2さんがいいね!と言っています。
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まめこさんがいいね!と言っています。
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ソーニさんがいいね!と言っています。
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チサポイさんがいいね!と言っています。
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ヤマザルバスターさんがいいね!と言っています。
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車体ファームさんがいいね!と言っています。