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2012/02/27 22:35
その先にあるものもきっと同じで。
優駿、まずは内田さんの復帰ロングインタビューを読みました。
ああ、本当に内田さんはひたむきな人だな、と。胸がいっぱいになりました。
頸椎の骨折部位が奇跡的だったことで一命を取り留め(しかも普通にシャワー浴びて歩いて病院に行ったなんて…;)ボルトで頭を固定されて過ごした病床生活とその間の奥さまの気丈な励ましに対する深い感謝―訥々と、丁寧に、穏やかに語る内田さんの姿が見てとれました。
馬券派のファンの期待も大きく背負う彼ですが、馬第一主義の私も大好きな方です。
彼の一生懸命さには【ひたむき】という言葉が良く似合うと思っています。
目標に対する真摯で誠実で力強い姿勢には、驕りや過剰な自信などは見えず、【静かな男らしさ】を感じるばかり。
馬に対しても関係者に対しても、そしてファンに対しても変わらぬ誠実さ、責任感の強さで騎手という仕事に全力を注ぐ内田さんがターフに戻ってきてくれたことを本当に嬉しく思います。
「出るからには100%じゃないと」
この言葉は当たり前のようでいて非常に難しい。結果が出なければ【100%】とは認められない厳しい世界だから。けれど、内田さんはこうも続けています。
「仮に”まだまだ”と思われたとしても後悔はありません。自分ではベストの状態で復帰できたと思いますから」
この静かな自信は内田さんらしい。本当に内田さんらしいな、って実感、尊敬します。
きっとこの先どんなことが起こっても、内田博幸という騎手は変わらぬその【ひたむきさ】で乗り越えて、ずっと私たちを魅きつけてやまないはずです。
本当にお帰りなさい!