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2012/05/22 02:13

日本ダービー

唐突に日記を書いてみる。

今年も日本ダービーがきた。
言うまでもなく日本ダービー(東京優駿)とは日本で一番権威のあるレースで、全ての競馬関係者が目指すレースだ。

言い切ってしまったが、近年も本当にそうなのだろうか。
「当該年度出生馬の頂点を決める」(今年は7572頭ですか…少なくなったなぁ)
という触れ込みが使われて久しいが、獲得賞金順でフルゲートとはいえ登録馬が24頭。
現3歳の1勝以上馬が1116頭(地方での勝利のみを含むため実数はもう少し少ないかも)
そのうち牝馬が415頭、故障馬とクラシック未登録馬がいても牡馬の登録可能馬は概算で500頭近くいることになる。

有名すぎて引用するのも恥ずかしいが、
「賞金はいらない、大外枠でいい、他馬の邪魔はしないから出走させてくれ」
と言ったマルゼンスキーの主戦中野渡騎手。

「ダービーを勝ったら騎手を辞めてもいい」
と言った柴田政人騎手。

「俺の馬だ!」
と絶叫しながらコースに乱入し旗を振ってしまったダイシンボルガードの担当厩務員さん。


ダービー直前に大金を積み本命馬を得るも、結局「ダービーの栄誉はカネでは買えない」
と言う名言を残すことになったダイコーターのオーナー上田清次郎氏。

随分昔のこととはいえダービーに纏わる逸話の類は狂気の沙汰だらけ。冷静に考えれば考えもしない、いわば剥き出しの感情。
だが、これらの言葉と行動の奥の熱源は私達では到底獲得することができないもの。彼らの言動は羨ましささえを感じるほどの熱量を帯びている。

諸々の事情はわかる。牝馬はオークスを狙うのが本筋だろうし、カレンブラックヒルは疲労があったのだろう。順当勝ちできる適鞍を狙うことは完全に間違いでなく当たり前。

ただ、抽選になる可能生がある限り、登録くらいしてもいいじゃない。
クラシック登録料とレース登録料がいくらか知らないけど、そこをケチるような人が馬主やらないでしょ。

どうしてこうなった。

今日はここまで。

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