67件のひとこと日記があります。
2012/04/01 01:13
不死身のワンココロ【後編】
コロは凄いんです!生涯に3度も死にかけながら、その度に奇跡の復活を遂げました!
獣医さんに「今夜が峠です」と言われた翌朝、何事もなかったように快復した時は、さすがの獣医さんも「奇跡のような生命力だ!」と脱帽したくらいです(^O^)
アホかもしれませんが…「コロが死ぬ事はない!」と、私は想っていました(^^)かなり本気でf^_^;
でも…不死身だと思っていたコロも、老衰には勝てませんでした(._.)
叔母さんから「コロはもうダメかもしれない」と電話があった時、私は、一目散にコロに会いに行きました。
従姉妹の家に着くと、コロは部屋の隅っこで、腹ばいになって一点を見つめていました。
人が近寄ると、寄せつけないように、弱々しくですが威嚇をしていたようで、私はそれでも構わずにコロの傍へ行きました。
やはり威嚇をするコロ。私が手を伸ばした瞬間…
「ワン!」
衰弱しているはずのコロが、力強く吠えて、私の手に初めて噛みつきました。
「コロは本当に死ぬんだ…」
噛まれたと言うより、くわえ込まれた感じの、その弱々し過ぎたコロの抵抗に、この時、私は初めて、コロが死ぬという現実を感じました。
コロは再び甦る
そう信じていた私の想いは、音を立てて崩れました。
その場に居られないほど、苦しくなった私は、叔母さんと少し話をして、私はコロに最期の別れを告げて、家を後にしました。
車を走らせ始めた瞬間…コロとの思い出が、まるでコロが私の頭の中を走り回るように、グルグルと駆け巡りました。
涙が止まらない…運転すら危うくなるほど、涙が流れて、私は車を脇へ止めて、まさに慟哭でした。
コロが死ぬんだ!本当に死ぬんだ!もう会えないんだ!
コロと別れるまで、コロの死を受け入れられなかった自分に、この時、初めて気がつきました。
翌朝、コロが天国へ召されたと、叔母さんから電話ありました。
不思議な話で、昨晩は涙が止まらず、帰宅してからも泣いてばかりだったのに、この時には、素直な気持ちで、コロの死を受け入れていました。
それは、私の中で、コロが永遠に生き続ける存在になったからです。
コロは再び甦りました。私の信じていた通りにo(^-^)o
コロの写真を見る度に、狂ったように河川敷を、いつまでもコロと走り回った時の事を思い出します。
ふと思うんです…あんな散歩の姿…そう言えば、他に見た事がないなぁ(*_*)
わしって散歩の意味を間違えとるんかな(+_+)
-
ようこさんがファイト!と言っています。
-
黄金アハルテケさんがいいね!と言っています。
-
カイアスさんがいいね!と言っています。
-
エックスメンさんがいいね!と言っています。
-
えいめいさんがいいね!と言っています。
-
アールさんがいいね!と言っています。
-
まさたんさんがいいね!と言っています。
-
まさたんさん
こんばんは
はじめましてです。
素敵な話しでしたから 前編から じっくり読ませて頂きました。
コロと 走り回る姿が 楽しそうに走り回ってる姿が思い浮かびました。
自分も小さい時に 飼っていた犬を思い出しました。最初が ポチ、 次が 同じ名前のコロ でした
ちょっと丸かったからコロ。楽しく じゃれたり遊んだりした あの頃を思い出しました。
人もですが 動物も死んでから 誰かの心の中で生き続ける事が出来たら それが1番幸せな事だと思います。
素敵な話し ありがとうございました