40代目に託した想い?運命のWBCT編?

皆さんこんにちはミズホ厩舎です

今日は、ミズホ厩舎の全てを賭けた、奇跡の物語を記したいと思います

シービーを愛する人に、悪い人はいない…そんな格言はないですが、私はあると思っています□
私にとって、自分以外に、こんなにもシービーを愛してくれている人と巡り会えるとは、思いもしませんでした
その人が、悲しみに暮れている事を知って、私なりに出来る事はないだろうか…言葉ではなく、せっかくならスタホで何か出来る事を□
物語は、そこから始まりました

ミズホ厩舎が代々受け継いできた39代目が、ちょうど漬け育成の最中でした
この娘を下地に、私は一つの構想を練りました
全国大会を目指せる息子娘に、授けようと温めていた名前を、私はここで使う決心をしました
父親は、やはり三冠馬にしないと□
ルドルフは論外□
ブライアンは一発かぁ
ここは堅実のディープでいくかな□
男の子が産まれてくれれば、最高のスタートが切れるんだが…
しかし今や、ミズホ厩舎は娘ラッシュの真っ只中
果たして男か…それともやっぱり女か…

やった?□男の子だ

いきなりの快挙ですこのヒキの強さは、やはり運命だと思います□
私は、最高の名前を授けました□

ウエディングシービー

自分で言うのもアレですが…素晴らしい名前です見るだけで、うっとりしてしまいます□
自惚れですみません
シービーには、兄弟がいない一人っ子だったので、私にとっては、この息子がシービーの弟分のつもりです
素質は…どうやらSコメクラスG?は、獲れても1つか、良くて2つ…シービーの軌跡を辿るためには、いやがおうでも慎重になります
シービーと言えば…やはり三冠を決めた菊花賞かな□正直…ダービーを獲る自信がなかったのは内緒で
しかし…ここで一つの問題が
ウエディングシービーの理想馬体重は、440kgであった事でしたこんなところも、兄貴分にそっくりだとは□嬉しいような…しかしなぁ
デビュー戦のセントライト記念は、4コーナーで外に持ち出すも、脚が持たずに4着
あれ□4着□□
それって…日テレ□間違えた
これって、シービーが菊花賞の直前に挑んだ京都新聞杯と同じじゃん
シービーの魂を感じずにいられない私□4サテに座っているオッサンは、かなりキモい状態になっていました□

これはもう行くしかないミスターシービーが甦るのか
淀の坂は、前回のように、シービーのように、勢いをつけては行きませんでしたが、4コーナーに差し掛かり、シービーの脚は虹色に
小さな豪脚は、淀の芝を凄まじい勢いで駆け上がり、5馬身差をつけての圧勝で、シービーは兄貴分の立った表彰台に堂々と上がりました
まずは、一つの舞台をクリアです

その後…私が少々欲張り過ぎまして香港Cに出してしまい、シービーには本当に悪い事をしました相変わらずの、私の悪い癖です

気を取り直して□二つ目の舞台…WBCTでの夢の競演は果たせるのか
これは…さすがに私の腕や息子の素質では、どうにもならない 、まさに運命を信じる以外に術はありません□
極東競馬場から招待状が届き、いよいよ運命の舞台へ

ミスターシービー

マジで□兄貴がいましたもう叫びそうなほど、嬉しくてはしゃいでしまいました
隣にいたタホ友は、どうして私がはしゃいでいたか、全くわからなかったみたいです□

うちのシービーは?人気兄貴分のシービーは?人気もちろん、宿敵ルドルフもそこにはいました?番人気で
とはいえ、今回はルドルフも、兄弟シービーの走りに、花を添えてくれる脇役です□
勝ち負けは、どうでもいいんですシービーは独りぼっちじゃない弟がいるんだよ□
杉本さんの実況が、これまた最高にいい

「外を通りまして、エディングシービー、そしてシンガリに、ミスターシービーであります」
このフレーズを、2回も聞けるなんて夢のような競演に、私はレースそっちのけで、酔いしれていました□
レースは、弟分のシービーは付いていけず兄貴分のシービーは、吉永スペシャルの繰り出す豪脚でルドルフを襲うも、ルドルフは涼しい顔で逃げ切ろうとし、そのルドルフもサテ馬に届かずといった結果でした□
でも…いいんです□シービーがこのレースには2頭いたんですそれだけで、私は費やしたメダルや時間以上の、最高の舞台を創り出せたんです

3歳のウエディングシービーは、私の粗相もありましたが素晴らしい形で、この記録を捧げる事が出来たと思います
年が明けたら…次は、シービーのifと軌跡に挑戦だ

捧げると言いながら…ちゃっかり自分でも楽しんじゃってどうもすみませ?ん□