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67件のひとこと日記があります。

<< 謹慎と大失敗と抗議... ひとこと日記一覧 人馬一体?第32代ダービー馬の絆?... >>

2012/02/19 19:13

騎手の存在感

皆さんこんにちはミズホ厩舎です□

フェブラリーSは、テスタマッタの大外殿一気差しで、トランセンドやシルクにアキュートを、まとめて交わした圧勝でした
岩田くんは「やってまった」とおどけていましたが、素晴らしい騎乗だったと思いますさすが園田のスーパースターです
竜二騎乗のアキュートは、やはり距離が短かったのか、最後はスピードに乗り切れずに、テスタマッタ、シルクの3着に敗れましたが、竜二の騎乗も悪くなかったと思います

竜二は、私と同い年の、花の昭和52年組私は、早生まれで昭和53年組になりますが、同い年の竜二には、特別な想いと気持ちを持って、いつも応援しています□
去年、ミッキードリームを推した私は、竜二が乗っていたから、という理由が大きかったのも事実です□

「シャーーー□」

表彰台で、気合いのこもった奇声を上げる竜二を見るにつけて、底無しの明るさと、ファンサービス精神をいつも忘れない優しさそしてなかなかの男前まぁ私には少し劣りますがね□
(□すみません□冗談が過ぎました□)
竜二のファンが多いのも頷けます何だか嬉しいですね□

オペラオー以来、なかなか結果の出せない竜二
オペラオーが強かったから、ただそれに跨がった竜二は勝てただけ…そんな言葉を、いろんな方面から聞いた事があります
オペラオーで一時代を築いた竜二ですが、もし、オペラオーに竜二以外の騎手が乗ったとしても、あんなに勝つ事が出来たのでしょうか
ifの話に、明確な答えは出せませんが、私は竜二が乗ったからこそ、オペラオーは最高のパフォーマンスを魅せる事が出来たと思っています□
デビューしてから、一貫して竜二がオペラオーの手綱を取りましただからこそ、竜二とオペラオーにしかわからない呼吸や、信頼関係が間違いなく存在し、竜二の手で、オペラオーの能力をフルに発揮させる事が出来たはずです

「オペラオーには、沢山のものを与えてもらったのに、自分はオペラオーに半分も返す事が出来なかった」

一時代を築いた竜二の、謙虚なコメントが胸に響きました□
彼は、これからもっと強くなる再び自分の手で、時代を築くはずだと信じています□

さて、またまた掲載した写真をスルーして話をしましたが、この写真も、今回のお題と関係しています□
写真のカードは、ふ?さんのアルバムに掲載されていた、バンダイが発売したミスターシービーのカードです
なんと□手に入れちゃいましたしかも未使用で
左は三冠レースの3枚、右は天皇賞秋です我ながら、ナイスな配置だと自画自賛□

ミスターシービーに騎乗し、常識破りのレースで、19年ぶりの三冠を成し遂げ、翌年には秋の楯もドン尻強襲で制覇した、逃げと追込にこだわり続けた騎手吉永正人さん

「もし、自分がシービーに乗らずに、他の騎手が乗っていれば、シービーはもっと勝っていただろうし、もっと人気が出ていたと思う」

シービーの事を話す上で、彼はいつも自分の非を認めたコメントをしていました
馬場不良の皐月賞で、ドロンコになりながらも、力強く駆け上がり、ダービーポジションを無視した最後方から、ライバルと躯を激しくぶつけながらも、鋭い末脚を魅せつけた東京優駿、三冠王手の菊花賞で、淀の坂を常識破りの騎乗で、19年ぶりの快挙を掴んだ姿、秋の天皇賞で、大画面に映し出されたシービーに大歓声が沸き上がり、コースレコードを叩き出しての四冠達成□
シービーのデビューから、引退の花道を飾るまで、手綱を取り続けた吉永さんだからこそ、シービーの能力や性格を誰よりも理解し、その力を最高に発揮出来たのは、疑いようもない事実だと思います
吉永さんが、シービーの性格や能力を知るきっかけとなった、デビュー3戦目の条件戦ひいらぎ賞での逸話があります
それまでの2戦は、先行競馬をしていたシービーが、ひいらぎ賞の発走の際、ゲートで激しく暴れたために出遅れ、飽くまで先頭に食らいつこうとした結果、最後は脚が上がってしまい、結果は3着と苦杯を味わいました
しかし、このレースの後の吉永さんは、すごく上機嫌だったと、当時の妻みち子さんは語っています

「あいつ(シービー)の事が、わかった気がする。来年のクラシックが楽しみだよ」

シービーは、スタートが下手でした□また、前で脚を持続させる競馬をするより、瞬発力を発揮させる後方一気の競馬をする方が、シービーの力を最高に発揮出来ると、吉永さんはこの敗戦で悟ったのです□
ここに、ドン尻強襲のミスターシービーが誕生したのです
もし、吉永さんではなかったら、追込にこだわらず、常識を破る騎乗もなかったでしょう

名馬の存在とともに、騎手の存在感は間違いなくあるはずです名馬なら、強い馬なら誰が手綱を取っても記録を残せる、なんて事はないと思います
ドラマの1ページに、騎手の存在あり
かくて、私はホースライダーズで、なかなか勝てないのであります
わしじゃ役不足なんかい

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  • りょうへいさん

    >>ふ?さん

    戸山先生のお話に続き、二本柳先生のお話も感動しました□
    ともすれば、委託の話がなくなってしまうリスクを負いながらも、弟子を大切にし、そして弟子を信じた師匠□
    その期待と信頼に、結果を出して応え、感謝の気持ちを胸に堂々と口にした弟子□
    これは、馬の力を借りて人間が生み出した、夢のようなドラマのような世界です□
    今の競馬界に、このような話が聞かれなくなった気がしますが、決して人間が冷たくなった訳ではなく、日本の競馬に国際化の波が押し寄せたからだと思います
    浪花節で勝てるほど、やはり競馬が甘い世界ではないのも事実実績が伴わなければ、飯は食えません□
    だとしても、外国人騎手の方が、日本の騎手より優れているとは思いませんし、若手だから、知名度が低いから、実力がないとも思いません
    夢とドラマのある話が、これからも生まれる事を楽しみにしたいですね

    ……

    ん□ふ?さんに伝えてほしいのか
    シービーからの伝言です
    「オルは、そんな事でいじけたりはしないぜ。オルには、俺からも言っておくから、ふ?ちゃんは気にせず、俺を愛してくれよ」

    シービーったら、なかなかキザな事を言うんだねぇ□

    2012/02/20 22:23 ブロック

  • りょうへいさん

    >>タクマルさん

    こんにちは
    ミホノブルボンの小島さん
    レガシーワールドの小谷内さん
    古きよき時代の、代表的なコンビですね
    レガシーは、河内さんに乗り替わらずに小谷内さんのままで、JCに行って欲しかったですよね
    セン馬初のJC馬レガシーは、ダビスタでもお馴染みでした□
    タクマルさんは、ミホノブルボンが大好きなんですね□
    私の大好きなミスターシービーも、吉永さんとの名コンビでした□
    戸山先生のような、粋で情に篤く、義理堅い人がいない訳ではないんでしょうが、馬主さんの乗り替え癖や外国人頼みなところで、調教師さんも仕方ない面はあるんでしょうね

    タクマルさんのような、馬主さんがもっとたくさんいてくれたら、日本の競馬界も、もっと盛り上がるのに

    2012/02/20 13:29 ブロック

  • りょうへいさん

    >>まーさんさん

    こんにちははじめまして□コメントを頂いて光栄です□ありがとうございます
    タップとのコンビと言えば、佐藤哲三さんですね□
    私にとっての哲ちゃんは、マイネルマックスですねいぶし銀のベテラン騎手であるのは、間違いないです
    強豪に勝つために、自分なりに作戦を考えて、調教で馬に教え込む…素晴らしいですねこれぞプロの技です
    格上のライバルとのレースで、ほとんどの騎手が、始めから2着を狙う中、哲ちゃんはどんな相手でも潰しにかかる競馬をしますね哲ちゃんの、こういう騎乗は大好きです
    どんな馬でも、たとえ僅かな可能性でも、勝利に賭ける騎手がいるからこそ、競馬には夢があり、ドラマがあるんだと思います□
    まーさんのコメントを拝読して、やはり騎手の存在感は大きいんだと、改めて実感出来ました□
    これからも、よろしくお願いします

    2012/02/20 13:17 ブロック

  • りょうへいさん

    >>ガチャさん

    こんにちは娘のガチャ子は、厩舎で暴れて、調教はイレ込むし、日課が終わったら毎日スタホをやりにゲーセンに走って行ってましたよ

    ディープの馬券を、財布に忍ばせているなんて、なかなか粋じゃないですか
    シービーが活躍した時代、私は4歳でしたから、これで馬券を買いに行っていたら、天性のギャンブラーですよ□
    ミスターシービー…スタホっぽく表すならば…

    こ、こ、こいつは、名馬の中の名馬ですよ□

    ガチャさんの脳裏の片隅にでも、シービーの名前が刻まれたら、それだけで本望です□

    2012/02/20 13:09 ブロック

  • ふ|_tilda_|さん

    おはようございますm(_ _)m


    戸山先生のお話が出ていたので我満出来なくなって出て来ました


    戸山先生と同じく美浦の二本柳先生もそうでした
    所属騎手に管理馬を乗せる
    誰がなんと言っても乗せる

    有名なのがシリウスシンボリと加藤和宏騎手です

    シリウスには岡部を乗せろとオーナー
    調教は自分の牧場でやるからよこせ

    全ての事に真っ向からノーと言った二本柳先生
    そしてシリウスの感動的なダービー
    先生と家族に感謝した加藤さんのインタビュー
    何があっても弟子を乗せ必ず結果を出すと信じる師匠

    戸山先生や二本柳先生のような頑固でも弟子を思う優しい師匠は今は居るのかな?

    なんて他の方のお話聞いて思いました

    昨日のシルクの余韻 未だに持ちつつ
    シービーを思わせるあの末脚
    これからも応援します

    最近 愛しのオルちゃん忘れ気味で

    オルちゃん ごめんm(_ _)mと呟きながら・・・

    仕事します


    ガチャ兄ちゃんの「まったくぅ」と笑ってる笑顔が浮かびます(笑)

    今週も楽しい1週間でありますように

    りょうへいさんとりょうへいさんのお友達へ

    2012/02/20 09:50 ブロック

  • タクマルさん

    >>りょうへいさん

    おはよーございます
    若手とか騎乗回数に恵まれない騎手にもチャンスを与えて欲しいですよね

    近年だと・・・
    グロリアスノアと小林慎
    ドリームパスポートと高田潤

    この2コンビは、騎手を変えて欲しくなかったんですけど、馬主さんの・・・悲しくなるのではしょります

    ひと昔前に、私の大好き(私が一番強いと思ってる)なミホノブルボンと故小島貞博、レガシーワールドと小屋内騎手など、専属騎手を超優先してた、戸山調教師の考えや絆が好きでした。

    今では中々見られないですからね・・・。

    自分がお金持ちで馬主だったら、高田くんや小林くん、古川くん辺りを使いたい

    2012/02/20 08:38 ブロック

  • まーさんさん

    はじめましておはようございます

    僕は哲ちゃんが好きです今回は怪我で乗れなくて残念だったけど哲ちゃんならどう乗ってたのかなってやっぱり考えますね
    直線は出すとこなくて仕掛けが遅れたのが悔やまれます

    競馬を初めた頃にタップと哲ちゃんのコンビを見て好きになりました
    哲ちゃんは強い馬に勝つにはどうしたらいいのかを自分なりに考え調教で馬にそれを教え込んでいくのだと知った時になるほどなって思いました
    自分はいい馬(良血馬)に出会う機会が少ないでもそういう馬達に勝つにはどうしたらいいのかってその貪欲さに引かれました
    馬と騎手は一心同体□やっぱりベストパートナーは最後まで通して欲しいですね
    ブエナやローズもあんなに騎手が代わったらファンの心に残るのは馬しかないですよね

    好き勝手なことばかり書いてごめんなさい

    いい日記読ませて貰ってありがとうございました□

    2012/02/20 05:56 ブロック

  • ガチャさん

    こんばんは

    りょうちゃんもふ?母ちゃんもシービーの事になると、熱いですね(^-^)

    わかんないけど読んでます(^-^ゞ

    人生で最初で最後?の勝馬投票券
    ディープインパクトの引退レース
    単勝 100円
    財布の中にしまっていますガチャです

    印字が消えそう( ┰_┰)

    2012/02/20 01:39 ブロック

  • りょうへいさん

    >>ふ?さん

    こんばんは
    私は、欲しいと思った物にだけは、何としてでもという執着心が強いです
    そして手に入れたシービーの魂□もう最高ですよ
    吉永さんの文章は、飾り気がなくて、吉永さんの感情が自分の中へ自然に入ってきますね□
    写真集に書いてあった、皐月賞をテレビ観戦していて、ゴール前のモンスニーの猛追を、みんなの手で画面を押さえたエピソードは、気持ちがすごく伝わってきました□
    最近は、勝てなくなると、すぐに短期免許で来日している、外国人騎手に乗り替わるのには腹が立ちます
    馬だって感情ある生き物です一朝一夕で、呼吸が合うわけがない□
    折り合いもそこそこに、最後に叩きまくって走らされては、馬の競争生命に関わります
    オペラオーの竜二
    トップロードの渡辺
    そして、もう1つ加えたいのが
    メジロドーベルの吉田豊です□
    騎手は、馬に育ててもらってるんです
    馬が調子に乗れずに凡走した時は、騎手が代わりに矢面に立つその変わり、騎手が少し下手を打っても、馬がカバーして勝利をもたらす
    だからそこに、騎手と馬の信頼関係が生まれるわけです
    確かに商売とはいえ、レースで優勝する馬は1頭だけであり、勝つ事がいかに奇跡のような狭き門である事か
    騎手をコロコロ替えて勝てるほど、競馬は甘くないですよね

    最近は、何かにつけてシービーの話題に走りたがる私は、ふ?さんに鞭を打たれて、掛かり気味に走るお馬さんみたいですね□
    若手を引っ張る竜二のように、私も引っ張れるんかな□
    私は、どちらかと言うと、シービーのように瞬間に力を発揮する野性児みたいなもんですから□

    2012/02/20 00:54 ブロック

  • りょうへいさん

    >>タクマルさん

    こんばんははじめまして□コメントを頂いて光栄ですありがとうございます
    今日の竜二は、マイルという短い距離を勝ちに行く騎乗でしたね展開が向かなかったのは、仕方のない事で、先行から前を捕えられた走りは、今年が楽しみな馬になりました
    もしかしたら、竜二はアキュートで返り咲くかも期待大です□
    これからも、よろしくお願いします

    2012/02/20 00:25 ブロック

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