ミスターシービイ物語?厳しいデビュー戦編?

皆さんこんにちは
三冠馬Tシャツを、会社でも自慢しているミズホ厩舎です□

ミズホ厩舎始まって以来の、渾身の怪中を、三代目SWBC制覇馬ウエディングキッスと継承させて誕生したミスターシービイ
5クレイベント終了の、来週まで待機中とは言え、牧場へ画面が移る度に、その姿を見るにつけても、活躍を期待してしまう気持ちは、抑えられないのが正直なところ□
演出もコメも漏れてしまった分、その気持ちに拍車をかけてしまいます

素質の片鱗だけでも知りたい…

よし皐月賞だけ出そう□□

「皐月賞に出すで□」

タホ友も、私の力作である、ミスターシービイを知っていますので、楽しみにしていたらしく、同時に彼も、遊び馬に牡のサラが出来ていたので、皐月賞で闘わせる事を決めました

「ミスターシービイなら、もちろん、三冠を狙いますよね。俺は無理を承知で、皐月へ阻止にいきますよ□」

私がマジの発動であっても、タホ友は必ず、私に勝負を挑んできます□この緊張感が、私は大好きです□
潰し合うのではなく、飽くまで純粋な勝負を楽しめるからこそ、タホ友と切磋琢磨出来るのだと思います

とは言え…タホ友の息子は、誕生から様子を見ていたので、私の見立てでは、おそらくサラ上以上は確実
しかも、サテからは、弥生賞を制したレンタル馬キーオブフォーチュンの出走も確実
世代は、ロジユニ・アンライバルドディープ世代ではなかったのが、せめてもの救いかもしれません
シービイは、奇しくもシービーと同じく、条件戦を1度負けていました□そんなところまで似ているのが、嬉しいような、悲しいようなですが□
渾身の発動であるが故に…だからこそ不安でもありました

そして迎えた中山競馬場
馬場は良好皐月賞のような、不良馬場ではありませんでした□

?人気キーオブフォーチュン3.8倍
?人気ミスターシービイ4.0倍
?人気ソレハチョット(タホ友の息子)5.4倍

?人気もサテ馬が取り、ロジユニ、アンライバルドと続きます
上位4頭は、サテからの出走という混戦ぶりシービイにとっては、厳しいデビュー戦となりました□

シービーの名を冠した、我が息子ミスターシービイ名前からも、どれだけ私が力を注ぎ込んだかは、わかって頂けると思います
だからこそ□厳しいデビュー戦であろうと、絶対に勝ってほしい□□
シービーの軌跡を辿るように、お前も常識破りのレースを魅せてくれ
(□ゲームなので、常識破りは無理か□)

いよいよ皐月賞の発走…
ランプは…ランプは□

虹だ□□□

「今、虹でしたね□」

タホ友が、私の発走ランプを気にしたのは、今回が初めてでした□

ミズホ厩舎の定位置は、決まって殿(しんがり)です□それは、シービーの定位置でもあります□
歴代の息子娘たちと同じく、そしてシービーと同じく、後方で折り合いをつけるシービイ

毎回思います…
その位置から、本当に届くのか…

カットインを挟んで、レースは3コーナーに向かい、各馬が動き始めます

「そろそろ行くぞ」

パネルの端を、小刻みに叩きながらシービイに合図を送りますしかし、シービイはなかなか反応しません

「まずい…これじゃ間に合わんかも…」

と思った矢先…シービイが動きました
今までの静観が嘘のように、脚色を一気に上げていきます
それと同時に、一団は最後の直線に入りました
中山の直線は短い届くのか□シービイ□□

「頑張れ□シービイ□□」

大外から、一気に駆け上がるシービイしかし、その外からバルドも、シービイを必死に追走します

「外から1頭□ミスターシービイ□」

杉本さんが、ついにシービイを呼びました

ミスターシービイこの響き大画面からそして座席の後ろから
この瞬間□飼葉のビールを飲んでしまったのか、私の中で何かが弾けました

「シービイ□□突っ込め□□」
「頑張れ□シービイ□頑張れ□」

虹から赤へそしてまた虹へ脚色が不安定になりながらも、懸命にゴールを目指すシービイ
それと同時に、外からバルドが迫っています

「残せ□シービイ□」

残すか□それとも差されるか□
シービイの脚が一瞬延びたか□□
ゴール板を駆け抜ける…シービイが僅かに残した

「よっしゃ□□□」

腕を思いっきり振り下ろしてのガッツポーズでした□

「いやぁ?強いっすね。初戦でこの強さなら、先が怖いですよ」

「そりゃミスターシービイじゃけぇのぉ□」

タホ友に、少し鼻高々のミズホ厩舎なのでした□

まずは、第一関門の皐月賞を制したシービイ
このまま、シービーの軌跡を、無事に辿る事が出来るか否か

「いつも思うんすけど…アツいですよね…」

私のアツさは、タホ友にも退かれそうな勢いのようです