不定期連載で昭和53年

ＴＴＭがいなくなり、競馬場も寂しくなった本年、マドにとって新たな啓示がありました。
「ワールドカップ」。
友人が少年サッカーチームに所属していたこともあり、サッカーマガジンを借りていたので、
地球の反対側でものすごい額のお金が動く競馬以外のスポーツ大会があることを認識したわけであります。
今じゃ信じられないかもしれませんが、Ｗカップのテレビ放送は準決まで「録画」で決勝だけ生中継でした。開催国アルゼンチン、マリオ・ケンペスの活躍で見事優勝！

ん？サッカーと競馬？
大西洋間で行われている本場の競馬が日本に伝わってこない？
種馬はこんなに輸入してんのに？もしかして全く違う流れが地球の反対側にあるのか？
調べるマドロス・・・
パーソロンってかなりマイナー血統なのねとか。

新種牡馬「ブラッシンググルーム」？
なになに「赤面する花婿」だと！
こんな洒落た馬名を付けるんだ欧州は！
かくして、マドの血統検索の旅が始まったのでありました。

で、
日本の流れ。プリンスリーギフトなのかノーザンダンサーなのか・・・
この時期に誰が北米血統の最終的勝利を予測したでしょうか？

注：この時期からのプリンスリーギフトの活躍で日本は世界に冠たる
　　プリンスリーギフト王国となり、現在までその血脈を伝える
　　ことになるのですが、これはまた別の機会に。

脈絡なく古い話で次回「ハナ差のダービー」へ！