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2012/08/12 10:07
昭和57年後編
京都にいるマドにとって菊花賞は見れる牡馬クラシックであったわけで、当然、バンブーアトラスの動向が気になっていた。
それで、父の無念を晴らすべく上洛してきたホリスキー君にははっきり言って興味は無かった・・・・第一賞金的に出れるかどうかわからんのに上洛しちゃったというギャンブルぶり!
血統オタのマドからホリスキーの配合の特異さを強調しておきたい。2代母のメジロビーナスはジェベルの2×3が施されており、栃木県にマルセル・ブサックが移住して来たのか?と思える程。ここにJBBA繋養のオンリーフォアライフを付けたってんだから大変だ。(イチフジイサミなんて皆知ってる?)ベンドア(ブチで有名)へ遡るその血統は根性の塊みたいなもの。
それでも当時「なべかけ牧場」なんてダビスタ牧場みたいな名前のところからトンデモナイ時計で走るのが出るなんてお釈迦様でも分かるか〜(ライスシャワーに破られるまでのレコード)
スピードとスタミナという課題を一挙に解決してしまったこの配合は十分分析に値するという話。
あれだけ冷遇したマルゼンスキー産駒を父内国産とはちゃんちゃら笑わせる。が、中小牧場は気が付いたね。「内国産種牡馬で充分戦える」と。ここから日本生産界の宿命の対決、「社台対中小牧場」が始まったと言えるかも・・・
(すでにリアルシャダイは吉田氏に購入されていた。ロベルト産駒で、ノーザンダンサーが入っていない血統構成)
日本の競馬にトウルビヨンがまさに旋風のごとく駆け抜ける序章はホリスキーにあったのか。
さて、第2回JCである(唐突な!)。欧州とオセアニアからも招待するってんで、7,000萬エンにつられて来ちゃったよ。府中の国旗掲揚台が足りんのかってぐらい。ところが、迎え撃つほうがショボクなっちゃった。回避(アンバーシャダイも)ばかりでそれじゃ無理だよね。今回もタイム悪いのにアメリカさんに持ってかれました・・・・JCさえ冬の時代だ。おまけにこの冬の寒いことといったら。
外国勢に円を熨しつけて渡すレースは続くのか?
メシアよ来たれ!
初恋が実って、貴殿は奇跡を見る!
グレード制導入前最後のシーズンを待て!