シラオキの血統詳細|
1946年小岩井産。本馬から「シラオキ」系と、牧場関係者が胸を張って口に出すようになる牝系が始まるわけだが、本馬の真骨頂は昭和24年の東京優駿2着か。1着は歴史に残る穴馬タチカゼ(小岩井産)。プリメロ産駒のワンツーフィニッシュとなった。皐月賞と菊花賞を制したトサミドリもプリメロ産駒であり、クラッシク完全制覇。プリメロは競走馬引退後、種牡馬シアンモアの後継を探していた小岩井農場によって購買される。購買価格は1932年に日本へ輸出されていた全兄アスフオードの4万7850円を大きく上回る6万円で、これは当時の最新鋭戦闘機1機分という大金だった。