1999年世紀末東京大賞典10

Гやったっー！的場文男さすがだよ！内でタメて後続引きつけておいてさらに突き放す！ただ逃げるだけじゃなくペースを見ながら大人の逃げだし、コーナーの位置どりがうまかった!!」
4コーナでかわされたときには
青ざめたけど・・・
とにかく2着は死守！
馬連1万円買ってる！これ以上ない快勝!!我ながら今世紀最高の的中だし、次もハズすわけない！この俺がっ！もはや無敵！

確定のランプがつく
場内に私の払い戻しが映し出された！
馬連1390円！！
「よっしゃー！ついたぞ！」
13万9千円払い戻し!!
6連敗をか〜るく吹き飛ばす配当だ！
川上さんは枠連1340円ついて500円買ってたみたい！！6700円払い戻し!単勝で的場文男を買っていておしくも2着!!すごい悔しがっている。でも、自分が信じてやまない文ちゃんの好騎乗でにっこにこ！
払い戻しに２人で並ぶ。久々の払い戻し窓口。本当に長かった・・・・。人気サイドの決着のため、長い列だ。早くGIのパドックに行きたい。ソアソアしながら,新聞を見て気分はもうGIにスイッチ。

ようやく私の番。

トゥトゥトゥトゥトゥ・・・・
諭吉が数えられる機械音好き・・・・

私の払い戻しを見て川上さんも興奮気味。
Гにいちゃんすごいなっ！
いいんでしょっ！！10万越えてるでしょっっ!
買い方うまいわっ！
次も今みたく文ちゃんやってくるぞ！
次は単でいいんいゃないかっ！?
んっ先生!!」
とうとう私も先生とよばれるまでに・・・
悪くない。少し調子に乗る。

本当に的場文男信者な川上さん。
でも、この大井で的場文男に逆らっては、
いけない。そう長年の経験で、
達した境地なのかもしれない。
あのダイナミックな決してスマートではない追い方。力技で馬をもってくる感じ。
まさに大井の帝王の称号がピッタリ、
ふさわしいって心から素直におもう。

さぁ
いよいよ今世紀最後いや
地球最後のGIだ！



地球最後のGIまであと30分
つづく