1999年世紀末東京大賞典13

向正面でも私のゴールドヘッドが
単独先頭で爽快にとばす。
2番手にはマキバスナイパー
外からサプライズパワー

3番手グループには
タヤスアンティーム
サマーウィンド
外からゆったりと
メイセイオペラ
それをみるようにファストフレンド
オースミジェット、ナリタホマレ
ワールドクリーク各馬メイセイオペラの動きを、意識して乗っている。
それをいいことに私のゴールドヘッドは
ゆったりと軽快に3コーナをめざす！

「いける！完全にマイペースやっ!」
本当にそう思った。
地方のベテラン的場文男、石崎隆之が中央勢よりも前に位置どりレースを進める。
いけるぞ！いける！
そのまま3コーナーの入口に差し掛かったとき横山典弘ファストフレンドが動いた！
一気に先頭集団に迫る。
それを合図に各馬スパート！
岩手の雄メイセイオペラの
菅原勲の手も動いた！

流れが一気に激流にかわった！

ゴールドヘッドにせまる中央勢
3コーナーから4コーナーにかけて
私のゴールドヘッドに
外サプライズパワーさらに外から
まくり上げてファストフレンドが襲いかかる。

「いやーだ！がんばれ的場!そのまま〜！」
っと悲鳴の私

「内と外の差はある!こっからが
文ちゃんの見せばだ！」って川上さん！

その外からタズナをしごいて
メイセイオペラ！

ゴールドヘッド先頭のまま
4コーナをまわった！！

「そのままそのまま〜ぁぁああ！！」



地球最後のGIのこり386M
つづく