1999年世紀末東京大賞典14

のこり直線386M!!

先頭はゴールドヘッド的場文男！
もう一度内ラチに沿って伸びる!
「かんばれがんばれっ!」
外からファストフレンドが並びかける!
メイセイオペラは!?
「おいおい！手ごたえないぞ！」場内悲鳴が挙がる!

単勝1・1倍メイセイオペラが馬群に沈んだ!
のこり200m!

「わっー！いやだー！やめろ！」
ファストフレンドがゴールドヘッドをかわしたー！

もう声も出ない・・


さらに大外から
ワールドクリークがすごい脚で一気にきた！

内ゴールドヘッドと外ファストフレンドを
さらに外から2頭まとめてかわしたー！
一瞬の出来事！

ゴールドヘッド中央2頭にかわされ脚色わるく
マキバスナイパーにもならばれる

ワールドクリークとファストフレンドが大きく引き離した


地球最後のGIを制したのは
ワールドクリーク!!!!



半馬身差の2着にファストフレンド

離れた3着マキバスナイパー
まさかの4着にゴールドヘッド

1・1倍メイセイオペラは
掲示板にも載らなかった。。。

「あーぁぁ・・」
場内騒然
私はひざからくずれおちる・・。
14万いってもたー・・。

まさかのメイセイオペラの敗北
アブクマポーロからのバトンは・・。
的場文男の世界一の逃げは・・。

「にいちゃん単勝とったんでしょ！!」
っ川上さん

「はっっ」まさにはっとした私。

8レースまで私の本命はワールドクリークだった事に気づかされる。そして、おもわずグチャグチャにした馬券をみる。

単勝ワールドクリーク　20000!!

2万円！！あたってるー！
まさに瓢箪から駒!!
ぐちゃ馬券からー筋の光!!
完全にゴールドヘッドを頭にしてたので、
買ってないと思ってた！！　

だいぶ時間差の
「よっしゃぁぁあー！」

夕暮れのスタンドに
私の雄叫びが鳴り響いた。


地球滅亡まであと2日
つづく