こんな人は困る…

それは、10台の頃の話。
当時のアルバイト先に、新入社員が入社してきた。その人の名は小林さん（仮名）。
色白でひょろっとした一見真面目そうな人だった。
入社して数日たったある日から、小林さんのある奇妙な行動が気になり始めた。
毎日2時を過ぎた辺りで必ず20、30分姿を眩ます、とバイト仲間内で噂になっていたからだ。

ある日、注意を払って小林さんの行動を監視していると小林さんが動き出した。時刻は2時少し前…。今日こそは…と思い、こっそりと後を追い掛ける。2階にあるトイレの方へ向かい、ドアが閉まる音が…
俺とバイト仲間は直ぐ様上司に報告しに行き、その上司と一緒にトイレに向かうと…
トイレの中から何やら、呪文を唱えるような声が…。

％★▼◇≫≒∈〓∋∂Å∠∈↓∨∧∫∬※◇

何を言っているか分からない…。でも、確かに小林さんの声だった。
意を決して上司が、ドアをコンコンｯ！♪とノックすると…。その意味の分からない呪文が、ピタッと止み、暫くすると中から小林さんが出てきた。

おいｯ！お前、ここでなにやってんだ？！

と、上司。するとためらいながら小林さんが小さな声で、

お、御祈りです…。

後で聞いた話によると、とある某宗教に在籍し、毎日2時に御祈りを捧げるのが日課だったという。
そしてその数週間後に小林さんは退社してしまった。
この先もずっとその宗教に在籍してる限りきっと御祈りを捧げるんだろうなぁと。

おはようございます(^_^)
夕べこの日記読んでくれた30人の方、ありがとう。←一桁多くねぇ？
千葉は雨止みましたが、ちょいと蒸すとる鴨。今日も１日＼(*⌒0⌒)ｂ♪