オークス反省 　また外しました。 　

オークス反省

　また外しました。

　馬体重は減っていてもシンハライトは走っていました。この後が厳しいところでしょうが、どうせ休養だから問題なし。
チェッキーノも前走がフロックではないことを見せてくれました。いい競馬でした。

　一方、私が推した福永先生、柔らかく乗って脚をためたのはいいんですが、直線不利の連続。こういう日があるのはわかってはいるのですが、なぜか私が馬券を買った日に起きる。笑うしかない。
それにしてもやられた相手がデムーロじゃどうしようもない。デムーロならまっすぐ走ると予想したのかもしれないけれど、しっかりやられました。

　デムーロの斜行と池添の右への思いっきり肘を張り出し、どっちもかなりやってますねえ。
デムーロ過怠金30000円。池添騎乗停止ですからねえ。
　ただし、これを咎める人も多いと思いますが、私は違います。池添よくやった！です。
騎乗停止になるかならないか、それはわからないけれども彼は勝つことに賭け、勝ちました。
タイトルは転がり込んできます。馬主も調教師も勝てば、騎乗停止なんぞ何にも言いません！
良くも悪くもこれがプロの騎乗です。
もらうのはタイトルであって、フェアープレー賞なんぞではありません。

岩田をフェアだと思ったことがありますか？私はないし嫌いです。でも、彼は名ジョッキーです。
敢えてあんな奴騎手じゃないという人は、文句言う相手は岩田じゃなくて、あいつに免許を与えた相手です。

　オルフェーブルが負けたジャパンカップのとき、私は岩田の妨害は意図的だと思いました。
その最大の理由は、「俺ならやる」からです。
　自分が何やっても降ろされないような一流なら別ですが、勝負をかけずに負けたら、降ろされちゃうかもしれないですから、
G1特にジャパンカップなら、間違いなくやります。1着入線できれば、馬主も調教師も咎めないです。
こっそりよくやったと言ってくれると思います。
　一方、何もせずに負ければ、おそらく帰ってから「過怠金ぐらい払ったるわ！なんでやってこんのだ！この根性なし！」という
言葉が待っているように思います。

　ちなみに岩田のJCでの騎乗についての会話のとき、北橋元調教師は「お前、故意にやるのか？」って尋ねられ、
「もちろん、G1ジャパンカップなら１００％やります。次の騎乗依頼も考えて。」と答えました。
北橋先生はあきれ顔でしたが、そのあと「未勝利ならやんないですけどね」と付け加えたら、
「なぜ」と尋ねられ、「だって賞金も違えば、みんなの目がありますから。」と答えました。

※ここは推測で、確認とっていません。
　通路をはさんで私の左隣に座っていた武豊騎手は、無表情を装っていましたが、きっと呆れ果てて、心の中で苦笑していたことだと思います。
　バスの中だったので、聞きたくもない話を聞かされちゃったんですね。笑


　ちなみに「みんなの目」っていうのは関係者の目を指しています。
「こいつ着順をあげるためなら、なんでもするなあ」と思われれば、騎乗依頼がくるかもしれないじゃないですか。
そういう意味です。

　なぜかJRAに行ってから、フェアプレーと言われていたアンカツもかなりギリギリのプレーをしていました。
これがプロだ！って思わせるプレーも数多くあったと思います。ただ反則とられないから、彼は名手なんですけどね。
ついでにいうと、川原騎手はもっとえぐいプレーをやってもいいんじゃないとよく思いました。

　と、今日は馬券を外しておいて、なおかつ偉そうな講釈をたれてしまいました。

　とにかく池添はやはり子供のころから苦労しているせいなのか、プロ根性を感じる。
ただし、騎乗停止では笑えない。さらに怪我人がでたら、もっと笑えない。
もうちょっと叩かれようがないように上手にずるしてほしいものです。笑