1372件のひとこと日記があります。
2016/08/14 15:20
武邦さんの話から、和田の騎乗を思い出した
武邦さんの話から、和田の騎乗を思い出した。
むかしむかし武豊のぶらぶら長手綱について北橋先生に尋ねたことがある。
あの日は機嫌がよかったのか、結構丁寧に説明してくれた。笑
以下、こんなようなことを聞きました。正確ではないです。
なが手綱は、当たりが柔らかくて馬には優しいのかもしれないが、緊急のとき反応が遅れる。
競馬というのは危険がいっぱい潜んでいて、その危機回避は重要だ。
にもかかわらず、なが手綱は危機回避を軽視しているように見える。
わしならやらん。
では、どうしたらいいんですか?
怠けんと、手を動かせばいいだろ。
馬に負担をかけないように、手を動かし続ける。それで十分だ。
※先週の和田騎手の騎乗はこれに該当しません。押すわけではなく、あくまで手綱を短く、
遊びを小さくして、その分を自分が手を動かして馬への当たりを柔らかくするということです。
誤解を招いたら申し訳ない、私の文章に問題があるので、この件について疑問・批判があるときは私のほうへどうぞ。
また、そういうことをすると、周りの騎手には手ごたえがいいのか悪いのかも判断できない。
特に逃げ馬のときには、わざと手を動かして手ごたえを悪く見せることもある。
それによって周囲の騎手はペース判断を誤る可能性がある。
実は先週の和田騎手の騎乗は故意にではないが、押し続けたせいで周囲の騎手は
判断ミスを犯したのではないだろうか?と思います。
「あんなにずっと押している、かなり速いはずだ。仕掛けは他馬を待ってから。」
なんてことを考えたかもしれません。(あくまで私の妄想です。)
それもあっての重賞勝ちだったかもしれません。
競馬を誤解している人をよく見かけます。
勝つことが重要であって、勝ち時計がいくつかというのはそれほど重要ではないです。
自分の馬をベストで走らせることだけが騎手の役目ではないです。
あるときは、手ごたえをごまかしたり、あるときは反則をとられないように進路を妨害したり、
あらゆる手段を講じて、自分の馬を勝たせる、それが騎手の仕事だと私は考えています。
えらそうな話をして申し訳ない。
-
LjungbergAFCさんがいいね!と言っています。
-
mambo2006nさんがいいね!と言っています。