皐月賞も大外れでした。 　ファンデ

皐月賞も大外れでした。

　ファンディーナがあんな負け方するとは夢にも思いませんでした。
敗因を考えても、よくわかりません。
今日、しつこく見ました。それでもよくわかりません。
実力不足という人もいるでしょう、そうかもしれません。
違うかもしれません。

ただパドックを見て思った心配点は、腹が巻き上がる直前のように見えました。
馬体は大きくて、体重も５００Kgあるので、誰もそんなこと言いませんが、
私にはちょっと心配に見えました。
しかし、大丈夫と判断しました。

乗り方も若干文句言いたい気もしないではないですが、そう文句言うほど
悪くもないように見えました。
ただ、岩田の悪い癖なのかもしれませんが、強い馬で前にいける馬に乗ると
どうもメリハリのない終始好位をキープするために力を使う傾向にあるような
気がします。一番鮮明に覚えているのは、ドバイでジェンティルドンナに乗って
負けたときの競馬です。

　もしかすると、岩田のせいではなく、ファンディーナがラップが緩まない競馬を
苦手としているのかもしれません。例えば、ハロン１１．９秒で均等に10Fいくと、
1分59秒０ですね。（実際には坂があったり、コーナーがあるので、こんな
机上の計算はありえないです。）
しかし、すべて１１．９秒でいくというのは結構しんどいみたいです。
例えば、道中１F13秒０のラップがあって、その分終いに11秒前半の脚をつかう
ほうが楽みたいです。（みたいというのは、私は馬になったこともなければ、
１F11秒台で走るような快足のもち主でもないからです。）

　ただし、ラップを見ると10秒８というのが２F目にありますが、それ以外は
あの日の馬場状態とファンディーナの実力からすると、厳しいラップはなかった
ように思えます。

　あえて言うならば、位置どりが悪かったのかもしれません。
前と外をふさがれて、ずっと走るという経験はなかったので、それでスタミナを
消耗したのかもしれません。

　昔、ジャパンカップでメジロマックィーンが外からかぶせられたときに、
西谷さんが「マックィーンやられたなあ」と言ったので、「なんで？」と聞くと
「マックィーンは外からかぶせられた経験がないから、厳しいんだよ。」と
教えてくれました。

　※この言葉から大阪杯でマックィーンに外からかぶせました。結果、惨敗！
　衣斐さんが、「誰だ、あんな競馬をさせた奴は」というので、「犯人は私です。」
　というと、「あれは強い馬がやることで、マックィーン相手にやっても駄目だ」と
　叱られました。笑

まあ、結局のところ、私には敗因はわかりません。
ダービーは勝つかもしれませんよ、と今は言っておきます。

　ところで、勝ったアルアイン、今日テレビでパドックを見ると、本当に出来がよい。
もちろん結果を知ってから見ているので、よく見えるのかもしれませんが、
正直松山が乗っているというぐらいしか馬券で切る理由がない。笑
　実際、松山の騎乗は結果オーライでそれほどほめるような騎乗ではなかった
ような気がします。みなさんどうでしょうか。

　一方、2着のペルシアンナイトは2週連続で好調教、さらにこのレースでも
一番上手に乗ったのは、デムーロではないかと思える好騎乗でした。

　3着のダンビュライトは武豊騎乗で12番人気。正直パドック見て
これからワイドだけ買おうかな。と思ったぐらいでした。
（本当にそうすれば良かった。そうすれば、トラスト以外は全部可能性はあると
みていたので、ワイドで16点流し1点300円。の4800円で２つ当たったはず。）
こういうのを決断できないのも年を食って頭が柔軟性を欠くようになったせいの
ような気がします。

　ダンビュライトは次も3着に期待だな。笑