メジロドーベルの最後の産駒がデビューする

メジロドーベルの最後の産駒がデビューするらしい。

メジロドーベルはとっても強かった。脚が速いというよりは競馬がうまいという印象。
でも、それは産駒には受け継がれず、子供が走ったという話をきかない。
いよいよ最後、どうかクラッシックに出る馬になってほしいと切に願う次第です。

ついでにいうと、もう時効だと思うので。笑
メジロドーベルが勝った秋華賞にうちの馬も出ていた。
騎手武豊で。
水曜日ぐらいにシーキングザパールの出走回避が決まったので
当時高等学校の教員だった私は、学校の電話で厩務員さんに
「騎手武豊に変更」
と電話した。笑
騎手石橋守に決まっていたのだが、ダメでもともと言ってみようと思って電話した。

すると、西谷厩務員は
「おう、そういうと思って、もう騎手替えといたで！」という素晴らしい返答。笑

「８着ねらって突っ込め」って指示しといて、というと

「ユタカにそんなこと、よう言わんわ。」と珍しい返事。笑

※マイルチャンピオンのときに、天下のダイタクヘリオス相手に逃げをうったのは
　「村本がどうしても勝つためにいかしてくれ」と言ったことになっていますが、
　本当は西谷さんが指示したことを私は知っています。笑

で、さすがは武さん、勝てるはずのないことをよく知っていて最高の騎乗を
してくれました。

実はこの馬9月に500万特別を勝ったウイナーズサークルで
福ちゃん先生にこういった覚えがあります。
「勝っちゃってどうすんの？もういくところがないよ。900万下では通用せんぜ。」
というと、福ちゃん先生は
「そんならG２いくか。ついでに出れたらG１も。」

９００万下で通用しないから、G２とG１で着狙いにいったんですよ、この馬。
それがなんとメジロドーベルから1秒遅れて入線。
エミノオクリモノの能力からしたら万々歳というか、おどろきでした。
「さすがは武ユタカ！！！」
しかも上がり3位。
実は武ユタカのベスト騎乗のひとつではないかと私は考えています。笑

という縁もあって、メジロドーベルをずっと興味を持ってみてきました。
が、今とは違い競争成績が良かった牝馬は繁殖としては、あまり・・・という
時代でしたが、まさにそのままでした。

最後の産駒、何もお母さんのようになれというわけじゃあないですが、
クラッシック路線で元気よく走ってくれたら、うれしいなあと思います。

関係者の皆さん、頑張ってください。