ありがとうディープインパクト　　個人の思い出で読む価値ないですよ。

天に召されたディープインパクト号。やすらかに。

　嫌な予感はしていたんだけど、本当にディープが天に逝ってしまった。
今年は絶対死なない、少なくとも俺が死ぬまでは死なないと思っていた
うちの馬も死んでしまった、すごい年。

　ディープには競馬を堪能させてもらったよなあ・・・

　三つ取るんだろうなあ。そう考えて東京競馬場に行った日本ダービー。
ついでに言うと、香港人の彼女との初デート。
さらについでに言うと、ダービー２着馬がうちの未勝利だった
ダンディエンペラー号の弟。
（衣斐さん外れでしたよ。笑）
　まあ調教師の技量の問題かもしれない。

※F調教師は、ダンディエンペラーとダンディコマンド、どっちが稼ぐか
　４歳終了までというルールで私と賭けました。笑
　　これを西谷厩務員に話すと、
　　「（ため息）　これだからうちのテキは馬を見る眼がないんだ。　ため息
　　　誤解せんといてな。アレミロード（エンペラー）が走らない馬という意味では
　　　ないよ。あれはあれで重賞勝ちそうな馬で、一般レベルでかなり良い馬
　　　だよ。ただ相手がコマンドで、何を言っているんだ・・・。
　　　　なあ！（と近くにいた厩務員さんに）」
　
　で、アンデスレディの産駒で未勝利って、かなり珍しい。笑

　閑話休題

　ディープは特別好きだったので、何回か見に行きました。

　神戸新聞杯、たしかあのときは競馬場に見に行ったら、翌日生徒に
　「校長先生、昨日競馬場にいましたか？」って質問され、

　菊花賞はアドアイヤジャパンの一世一代の走りで一点的中だった。

　春天は、ディープの複勝２９９７００円買いました。
　確か、単１１０円、複１１０円に気がついたんだ、あのとき。笑
　これぞ鉄板馬券。

　阪神大賞典は、レースの記憶よりも京都の名店「松鮨」にレース終了後に
　予約の電話したら、終わりました。と断られた記憶が。

　宝塚記念にいたっては、雨が降っていた記憶しかない。笑

　一番思い出に残っているのは、ジャパンカップ。
　ウィジャボードを見に行った。
　レース終了後に東京競馬場の地下馬道を歩いていると、
　素人の俺でも一目でわかる

　素晴らしい馬がかるーく汗をかいてたたずんでいた。

　もちろんディープ、JC勝った後でもまったく疲れていない。
　笑っちゃうほど、普通に立っていた。
　小柄で俊敏そうな雰囲気だった。　　
　ディープと眼が合って、５ｍくらいのところでじっとみつめた。
　その後、武さんと眼があって、頭を下げて足早にパドックに向かった。

　たぶん、これが一番ディープを長く見つめた瞬間だったと思う。

　有馬記念。
　仕事が長引いて、R大学のせいだ。笑
　新幹線では厳しそうだったので、夜行バスで東京まで行った。
　中山に先輩がいなかったので、眠る場所がなくて、眠いなあと思いながら
　有馬記念を見た。
　馬券は、ダイワメジャーとの一点勝負。
　外れ。

　お疲れ様ディープインパクト！！

　そう思ってからのほうが、繁殖に行ってからのほうが
　ディープインパクトの連続。

　毎年ダービーとオークスの予想は、　
　ディープ産駒が上位３頭のうち１頭か２頭はいるはず。
　という予想をしていたのだが、そうだったでしょ。

　ディープの子供を見られるのもあと数年。
　彼の残してくれた子供たちを応援しながら、残された世代の中に
　たった１頭の後継種牡馬が入っていることを願ってやまない。

　ありがとうディープインパクト！！