菊花賞の調教を見た。 ヴァンケンドミン

菊花賞の調教を見た。

ヴァンケンドミンゴ
　フォームが悪いとかそういうわけではないけれども、ちっとも進んでいかない
感じがして、調教からはこの馬の良さがわかりません。

ヴェロックス
　もう仕上がっているようで、微調整って感じかな。切れるイメージはないけれど
菊花賞に必要なのは、カミソリの切れ味ではなくナタの切れ味。
神戸新聞杯でも言ったけど、この切れのなさがここでは武器になる。
川田がいまひとつ乗れていないように感じるのが不安かな。

カウディーリョ
　馬も本気で走っていないようだけど、この内容ではＧ１は厳しいと思うなあ。

カリボール
　適性は知らんけど、良い仕上がりだと思う。ただいかに3歳限定とはいえ、
Ｇ１は敷居が高いような気がする。軽い馬場の切れ味勝負でもこれよりも
切れる馬はいると思う。

ザダル
　能力が足りるかどうかはわからないが、良い感じに仕上がったと思う。
関係ないけど、左前の蹄鉄がよく見える。こんなことってあんまりないと思うけど。

サトノルークス
　併走馬はたぶんジャンダルムだと思うので、動きがジャンダルムよりも悪いことは
言ってもかわいそうだと思う。けれども、前走の追いきりは本当によく見えたのに
今回はあまり進歩が見られない。厳しいかな？

シフルマン
　そこそこの動きなんだけど、勝ちを考えて、ここを使っているようには見えない。
出来ではなく能力に疑問かな。

タガノディアマンテ
　良いとこなしの結果が続いているけれども、調教をみるかぎり、もう少しやれて
いいと思う。ここは穴なのかなと思ったが外枠では見送りかな。

ディバインフォース
　小柄でしぶとそうな感じはするものの、この馬が重賞で戦うときに武器になる
能力が見えない。厳しいと思うよ。

ナイママ
　丈夫でそこそこ良い馬なのだと思うけれども、この条件では輝けないと思う
けどなあ・・・。出走しなければ、勝つチャンスはないということなのかなあ？

ニシノデイジー
　これ乗っているのは、ルメールなのかな？左右も前後もバランスが良くて
乗り役の腕の良さが伝わってくる。馬もそれに応えてなのか、結構良い仕上がり
だと思う。

ヒシゲッコウ
　前走馬券を取ったと思うのだが、ひと昔前の菊花賞に向いている気がする。
馬場が悪化するなど、時計がかかる菊花賞じゃないと厳しいように思う。
意外に人気があるので、妙味が少ない。稽古はよく走っているので、チャンスが
ないわけじゃないと思う。

ホウオウサーベル
　良い稽古しているし、先々強くなってきそうな感じはするが、今回Ｇ１馬に
なるとは思わない。人気過剰ではないかな。

メイショウテンゲン
　うーん思ったよりも良い。結構時計をだしているんだけど、最後までとまらない。
悪くないけど、外枠から穴をあけるのは厳しいと思う。

メロディーレーン
　小さい馬で、細い。よく２勝させたなあ。関係者の努力に頭が下がります。
ただし、斤量だけでも厳しいように思います。

ユニコーンライオン
　稽古を見ると、もっとやれそうな気がする。前走でも期待したのだが、追いきり
ほどは走れていない。来年あたりに強くなるのではないかな。

レッドジュニアル
　たぶんもう仕上がっているんだろうね。軽くやっていて、良いも悪いもわからない。
どうなんだろうね。

ワールドプレミア
　計算どおりの調教だろうね。無理に気合を入れたりすると暴走しそうだし、
当日入れ込まなければ、チャンスがあるように思う。騎手の思うように動ければ
チャンスがあると思う。