競輪
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2021/09/27 13:20
福永祐一騎手２５００勝おめでとうございま
福永祐一騎手２５００勝おめでとうございます。
瀬戸口調教師、北橋調教師への感謝のコメントがさっとでるところが、福永騎手の
人柄の良さが表れているように思います。
そういう人柄だからこそ、下手だったころから騎乗依頼が絶えなかったのだと
思います。最近でこそ間違いのない名騎手ですが、新人のころはかなり下手だった。
「先生、祐一はいつごろペリエになりますか？」
「祐一はペリエになんぞなりゃせん、祐一より下手なのは女の子だけ。」
とか北橋先生はおっしゃっていました。笑
北橋先生が祐一を大切にしているなあ、と感じたのは祐一のデビュー戦。
事実上北橋先生が祐一をデビュー勝ちさせたレース。
夜食事のとき、北橋先生に会ったとき、
おめでとうございます。２つとも単とりました。
勝てると思っていた馬でしょ？ 一つ目も。 と言ったら、
なんでわかった？と聞かれた。
この日デビュー戦の次のレースに確勝級の馬を準備させていた。
４週間前にデビューさせられたのに、祐一のために待機させていた。能力違うし、
ポンッとスタート決めれば、誰が乗っても勝つみたいな馬だった。
それがいるから、最初のレースはゆったりと乗ってこればいいからな。
そんなことを北橋先生は祐一に言ったはず。
これはデビュー戦で緊張しやすい祐一のために、わざと次のレースのために
乗って来い、と言った。そうすると、次のために乗っているので、わりと緊張せずに
乗れる。そうすると、あっさりと勝てる馬だったので、当然デビュー勝ち。
デビュー勝ちで安心して、確勝級の馬に乗れば当然それも勝ち。
というわけで、北橋先生の作戦どおりデビュー２連勝。
ネオユニヴァースとエイシンチャンプの年。
北橋先生が２月ころだったかな。
「今年のダービー馬教えてやる。瀬戸さんところのネオだぞ。
祐一は乗せてもらえんけど。」
先日祐一のことを書いた記事で、祐一の選択ミスのように書いたあったが、真実は
社台から、デムーロって指名があって、福永祐一という選択はもともとなかった。
そんななかエイシンチャンプの騎乗は瀬戸口先生が死守してくれた。
エイシンの平井会長も心の広い方で、瀬戸口・北橋厩舎の馬はまずい騎乗が
あっても福永騎手を乗せ続けてくれた。
エイシンプレストン号の新馬戦のとき、珍しく北橋先生が
「馬券買ってもいいぞ。」と教えてくれたのですが、騎手福永と書いてある、一方
ダイタクリーヴァの騎手はアンカツと書いてある。
私はこっそりとダイタクリーヴァの単を買っていました。
このあともエイシンプレストンはずっと福永だったでしょ。
福永騎手が初めてリーディングジョッキーになった後、
「先生、福永騎手とうとうリーディング取りましたね。」と言うと、
「別に一番上手い騎手になったわけじゃない。」という返事。
「素直にほめりゃいいじゃないですか。」と言うと
通路はさんで反対側に座っていた武豊騎手も笑っていました。
福永騎手２５００勝おめでとうございます。
北橋先生の親友の増沢騎手の記録も超えているし、調教師になってもいいのに
と思うのですが、３０００勝目指して頑張って下さい。
うちは１勝だけ貢献しているはず。笑
- ネオユニヴァース
- エイシンチャンプ
- エイシンプレストン
- ダイタクリーヴァ
