藤沢先生お疲れ様でした。 　藤沢先生と

藤沢先生お疲れ様でした。

　藤沢先生とは直接お話をしたことがないのですが、なぜか中山競馬場の厩舎を
歩いていると何回も遭っている。不思議。
　西谷さんと馬と歩いていると、結構離れているのに藤沢先生は丁寧にお辞儀を
してくれる、毎回だよ。まだ４０代の頃だけど。
　「なあ藤沢先生は西谷だ、とわかっていてきちんとお辞儀してくれるんだよね。」
「そうだろうね。俺を知らないわけないからな。笑」
「立派な人だなあ。嫌がらせしてくる本人だとわかっているのにお辞儀してるんだ。笑」

　※藤沢先生は西谷さんに悪いことはひとつもしていません。
　　ただ労働組合がJRAと戦うカードにされちゃっただけです。

　「藤田君にすれば良かった。」
これって忘れられないよ、愛弟子北村の結婚式で藤沢先生が言った言葉。
最初聞いたときは鬼かこいつ！って思ったけど、
これは悪意のバイアスがかかっていて、本当は愛弟子北村を励ました言葉だった
らしい。ただ関西の関係者しか知らない私には歪められた藤沢先生の話しか
伝わってこなかっただけみたい。

　何が最多勝利調教師だ、２００頭も預かっていれば勝つだろう。

　馬なりだけで勝てるか。

　兄貴がいるとこに預けてレースだけ使っている。しかも兄貴のところが高い。

とか他にもいっぱい聞きました。

　最多勝利は本当だし、馬なりで勝っていたし、外厩は今では当たり前だし。
栗東でもやっかみで言われたことが多いように思います。少なくとも調教や馬への
考え方では本当に勉強になりました。岡部の馬優先主義は懐疑的ですけどね。
　カルチョバンビーノがもし藤沢厩舎だったら真面目に走る良い馬になったか？
というとそれは無理なように思います。
　面白いのは藤沢厩舎よりも西谷厩務員に馬を担当してもらうほうだけどね。

　なんにせよ、本当に競馬を楽しませてもらいました。
ありがとうございます、藤沢先生。

　私が一番好きな藤沢厩舎の馬は、サイレントハピネスです。
みんな覚えていないかなあ、すっごい個性的な馬だったのに。