競輪
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2012/05/03 00:47
オルフェーヴルにt
暇だったので、オルフェーヴルについて考えた。
春天皇賞を何度も見た。敗因は何か。馬の調子か？
そうとは思えない。
�〇弔蝪僑娃�mの時点で絶対に勝てない。上がり３F
オルフェーヴルは34.0秒で上がっている。１着の
ビートブラックは36.5秒。着差は1.8秒。これから
すると、勝つためにはオルフェーヴルは上がり
32.2秒で上がらなければ勝てない。この数字が
可能かどうか池添君にはもう一度よく考えて欲しい。
私見だが、オルフェーヴルは３２秒では上がれない。
�◆，發�32秒では上がれないとするならば、残り
３Fの時点で、もう２秒ほど前にいなければなら
ない。
すると、引っ張って引っ張って、後方の位置取りと
いうのは何のためにやっているのか全く意味不明。
残り1000mの時点ならば、理解できる。もし、時計
からすると、1000m当たりでは動かなければ、なら
ないし、レースの最後５Fが59秒８ならば、当然
オルフェーヴルは58秒ぐらいで上がらなければ
勝てない。この時計は厳しいように見えても、
オルフェーヴルには十分可能な数字だと思える。
昔、昔、よくこういう計算をしていた。
すると関係者によく言われた。
「そんな机上の計算どおりには運ばないし、
それで勝てるとは思えないよ」。なぜだかは
わからないが、なるほど机上の計算のようには
いかないということだけは理解した。
それでも今回のようなケースでは、オルフェーヴルは残り３Fの時点で完敗だ。
私の記憶では、むかし10秒台のラップを続けて３F出した馬がいた。仮に10秒８が３回なら、32秒４だ。つまり32秒フラットというのは考えにくい。しかもこれは短距離での話だ。
で、戻る。オルフェーヴルが仮に長距離実績が
ない馬ならば、ある程度理解できる。しかし、菊花賞の時計からすると、そんなに無理に後方待機をする必然性がわからない。もちろん騎手には騎手の言い分があるだろう。だが、プロの世界は負けたら、何を言っても言い訳。通用しない。
で、考えるに、池添君は妙な常識に凝り固まって
しまったのではないか。確かに3200mのG1で早くから
なんて誰も行きたくない。しかも前走が折り合いを
欠いた。だから、引っ張って、ほかの馬の後ろに
つけた折り合いを付けた。結果、後ろ過ぎた。
で、負けた。馬のせいか？それは騎手の責任。
あの不思議なくらい後方待機で沈んだオルフェーヴルを見て、逆のケースを思い出した。宝塚記念の
メジロライアン。あのとき騎手の横山は残り1000mで
行きたがるライアンを引っ張るのを止めた。
「ここでライアンとケンカしても仕方ない。ライアンは強いと誰よりも知っているし、信じている。」だから不利を承知で横山はいかせた。そして、ゴール前は
さすがにフラフラだった。後ろからはマックィーンが
迫っていたが、ライアンはそのまま優勝した。あそこでケンカしていたら、結局最後にマックィーンに捕まっていたかもしれない。それを一瞬で横山は判断した。そして、結果は正しかった。
ライアンと同じになったかどうかはわからないが、
池添にはオルフェーヴルを信じる気持ちがなかった
のではないだろうか。オルフェーヴルなら、残り１マイルから行っても、戦闘力の差で勝てたのではないか。（もちろん、阪神大賞典のおかしな乗り方がなければ、だが）
時計から見た考察とは別に、明らかに阪神大賞典の乗り方があとを引いているような気がしてならない。
オルフェーヴルにしてみれば、なぜかレース中に何度もレースを止めるように指示された。走ろうとすると
立ち上がるようにして、池添はオルフェーヴルを
止めようとした。あれで信頼関係を失った。
私には、そう思える。
乗り代わりは当然だが、人と馬との信頼関係を
回復するのは至難の技だと思う。今回の敗因の
もっとも大きなもの。それは、馬に一生懸命走る
気持ちを失わせたことだと思う。
これを取り戻すのは大変だ。いっそフランスの
厩舎に転厩してもいいのではないかと思う。
（馬主もそれを可能にする馬主だと思うし）
人間のつまらない関係よりも三冠馬の心を優先して
もらいたいと私は思う。
- オルフェーヴル
- ビートブラック
- メジロライアン
