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2012/05/27 08:12

ダービー当日だからというわけでもないのだ

ダービー当日だからというわけでもないのだが、騎乗の善し悪しについて、勝手な考えを持ち、「柴田政人のどこがうまいのかわかんない。」という無茶苦茶な発言をしたとき、前述のとおり北橋元調教師に「お前は競馬を何にも見ていない。一頭の馬と一人の騎手だけで競馬をしているわけじゃない。・・・・」という話をされて以来、「ああ、なるほど。こういうことなのか。」って勘違いかもしれないけれど、思ったレースそれがSea Hero の勝ったケンタッキーダービー。あのころ大して海外の競馬に興味があったわけじゃない。なんとなくNHKの「世界の競馬」って番組を見ていたら、出会ったシーン。時間にすれば、たかだか数秒。でも、偶然にそのシーンを見ていた。そして、普段から気づきもしなかったのだろうが、あのときはたまたまそれに気がついて感動した。そして、北橋先生の言ったことを理解した。(つもり)

 それはケンタッキーダービーの4コーナーでのこと。4コーナー加速しながら回っていこうとしていた。当然、インを回っているんだから、そんなスペースはない。外へ回すのかと思った。もちろんかなりのロスで痛いだろうなあと思った。ところがである。騎手ジェリーベイリー(だったと思う)は魔法を使ったかのように、インをブレーキを踏ませることもなく、大外にふるわけでもなく、きれいに回ってきた。もちろん、そのプレーの後は一瞬にして先頭だった。そして、後はゴールに向けて追うだけ。追った、追った、追った。そして、勝った。レース後、結果よりもどうやって4コーナーを回ったかがわからなくて、何回もビデオを見た。そして、わかった。(つもり)
普通に見ていると、考えていると、どこもあかない。
けれど、4コーナーは当然コーナーになっている。そうすると、まっすぐに走るときには見えない隙間が一頭分だけ空いた。そこへ突っ込んだ。時間にして、どうだろう1秒もない。そこへ突っ込んだ。偶然ではない。騎手は、それをその瞬間を予測していた。そして、用意していた。それに反応するだけの俊敏さを馬も持っていた。そして、やり遂げた。その瞬間栄光への扉が開いた。(と思う)
 「ああいった判断が瞬時に下せること。あれが一流のプロの証拠。きっと北橋先生が言いたかったことのひとつだと思う。」
 綺麗なフォームで乗るだけなら、騎手学校を作ってからなら、学校出の騎手たちは結構綺麗なフォームで騎乗する。でも、うまいかどうかは別。ただ、言わせてもらうと、私が綺麗なフォームだと言ったのは、若き日のデットーリだ。間違っていたとは思えない。(笑) 今でも覚えているぞ。フジテレビのアナウンサー大川だっけ、「イギリスの武豊」って言ったんだ。失礼だろ。デットーリに。だって、デットーリのほうが年下だったけれど、親子とも武親子よりも実績は上だったぞ。(笑)

 とにかく競馬における騎乗とは、ってことを考えさせられ、ひとつの気づきを与えてくれたレース、それがいつだったか覚えていないけれど、シーヒーローが勝ったケンタッキーダービー(もしかして、他のクラッシックだったかも)。いい加減な記憶で申し訳ないけれど、とにかくシーヒーローが勝ったレースで、その騎乗を見たことだけは間違いない。ジェリーベイリーだったかも定かではない。

 今日の福永祐一はベイリーとは行かなくても、落ち着いて、平常心で、普通に競馬ができるのだろうか。
できれば、内田と一騎打ちだ!

 キングヘイローのようなことはないと思う。思いたい。彼の成長を期待する。

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