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2012/07/26 02:49
オルフェーヴルと池添の話を聞いていると、
オルフェーヴルと池添の話を聞いていると、なんか大きな誤解を感じる。
それは何かと言うと、池添Jじゃないと・・・というのは単なる比喩表現だと私は思っている。実際に毎日オルフェーヴルに乗っているのは、調教助手でしょう。彼らはオルフェーヴルを制御できないのか?というと、そんなわけない。(笑)
オルフェーヴルが癖馬で難しい馬であれば、あるほどデビューまで、そしてデビュー後現在に至るまで調教助手の方々は尽力したきたはずだ。それを池添じゃないと・・・って、事実無根の話だと思う。実際癖馬をまっすぐに走らせるとか、レースに使えるように調教していくということに関して言えば、一般に調教助手のほうが上手いのではなかろうか。(昆調教師が助手のとき言っていた)
ちなみに地方から来たトップジョッキーが上手い理由の一つが、騎乗回数というか騎乗時間の違いがある。地方の騎手は、毎日調教に乗っている。それはJRA所属の騎手が乗る時間とは比較にならない。アンカツにしてもミツアキにしても、川原にしても調教も上手い。吉田稔は上手いけど・・・ちょっと褒めたくない。(笑)
話がそれたが、池添がなんとかできる程度の癖馬ならアンカツなら何とかするさって思う。
(アンカツも随分と歳をとってしまって腕は落ちたけど)
それからスミヨンが根拠なく、池添以下のような扱いを受けているケースを多々見るけれども、池添とスミヨンを同列にして比較するのは、日本の競馬ファンだけだと思う。例えば、香港でもシンガポールでもドバイでも比べないだろ、この二人を。という気がする。
だいたいヨーロッパの一流どころは調教にほとんどのらない。つまりテン乗りみたいなというか、今日初めて乗って、レースに勝っちゃう、そのぐらいの腕じゃないと騎乗依頼がこないと思う。全部が全部うまく乗れるわけではないけれども、(うちのカルチョバンビーノはペリエが乗っても、いうこときかなかった。)(笑)
基本的に初めて乗っても手の内に入れることが出来るから一流ジョッキーなのだと思う。実際、ペリエは調教も乗らずに結果を出しているし、デットーリも出遅れ癖の馬でロケットスタートを決め、ずぶい馬を見事に先行させ、追って切れない馬で追い込みを決めたのを見たことがある。つまり日本人ジョッキーができなかったことを実際にやってみせた。ペリエやデットーリに出来たことが、スミヨンにできないとも思えない。そうすると、今みんなが論争していることはムダに思えるのだけど。(まあもちろん楽しいから論争OKなんだけど、なんかケンカ腰の人がいるので)
まあ、日記なんで、勝手なことを書いたというか、書いているのだけれども、私の中では
外人一流騎手 > 地方出身一流騎手 > JRA騎手
と一般に考えている。
もちろん、外人が全部上手いわけでもないし、地方には信じられないぐらい下手な騎手もいる。ただ、そんな奴らを論じてもムダなので意図的に無視しています。(笑)
ついでに、知人が昔アンカツに
「なあ、正直言って、お前とペリエどっちが上手いんだ?」と言う間抜けな質問をした。
答えは、
「そんなのと比べんで」だった。
これが正直なところだと思う。
追伸
思い出した。短期免許をもらった最初の年のペリエはダートは下手クソでした。(笑)