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2012/09/19 00:16
デルタブルースが馬術大会で活躍ってのを聞
デルタブルースが馬術大会で活躍ってのを聞いて、
うれしいのやら、悲しいのやらでなんか複雑です。
まず、種牡馬として成功しなかった馬が生きていられることに感謝。そして、それは素直にうれしいです。
でも、2004年の菊花賞馬ってまだ10年も経っていないのに、馬術大会にでなきゃならんってことが悲しい。菊花賞ってそんな価値のないレースだったのか・・・。それが悲しい。
個人的には、菊花賞も春天皇賞も大好き。だから、その値打ちが下落していると思うと、なんか悲しいです。長距離馬の生産、育成をやっていたメジロ牧場がなくなってしまったのが、まさに時代の流れなんでしょうね。
昔、ミスタートウジンをかわいそうだから引退させろっていう無責任なファンの声がたくさんあった。でも、西谷厩務員はそれに対して、断固耳を貸さなかった。調教師が、「憲ちゃん引退させよか」と言っても、絶対に賛成しなかったし、オーナーの藤立さんにも「トウジンは自分の隠居料だけ稼ぐから、引退させんといてくれ」と言っていた。それに対して、藤立さんも大物だけあって、鷹揚に西谷さんのワガママを受け入れていた。おかげで歳をとってもトウジンの競馬を楽しませてもらえた。
実際、あの当時トウジンの実績で引退すると、種牡馬になれない。そして種牡馬になれないと、悲惨な毎日が待っていた。それをファンはまったく無視していた。ファンの声ってなんでも言うけれれど、それに耳を貸さないことも大事な気がする。民主党には、良い意味でそれを見習ってもらいたいものだ。
ちなみに、その当時、引退すると、乗馬クラブで一日中素人に引きずり回されて、歩き回るという人生?が待っていたはずである。それと比べりゃ、うまいもん喰って、西谷さんと全国の競馬場を回ったほうがミスタートウジンにとっても幸せだったと、私は信じている。
デルタブルースが幸せに余世を過ごせることを切に願う。