競輪
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2012/12/13 01:02
「有馬記念の価値とオルフェの回避」という
「有馬記念の価値とオルフェの回避」というコラムを読んで。
考えさせられました。ファン投票１位の重み。出走して欲しいですよね。でも、厩舎サイドの思惑も理解できます。だから、難しい。馬優先主義これが競馬の原点のように思います。ファン優先主義の考え方もよくわかります。でも、競馬ファンならきっと馬優先主義を理解してくれると私は思います。
じゃあ今のやり方が正しいのか、うーん難しい。
というのは、実は私もファン投票上位の馬は出走して欲しいと切に願っている一人だからです。人気馬が激突する年末最後の大レース、有力馬は当然引退するかもしれない。だからこそ生まれるドラマ。
ただ現状では、凱旋門賞にピークをもっていったら、有馬記念は無理だと思います。ましてジャパンカップを使ったら。海外遠征経験はないですが、何頭かの馬を見ていると、やはり帰国後疲労を抜くのが難しいようです。これは何も日本の馬に限らず、香港のリトルブリッジも英国遠征後さっぱりです。スプリントを取り消したときも、「どうせ蹴るつもりだったので、残念」と思いました。エイシンプレストンのときも、聞いてみたら、「帰ってみなけりゃわからん。」と答えられたのを覚えています。つまり計算どおりにはいかないということです。すると、今の競馬ファンが海外遠征を求めると自然と有馬記念は難しくなります。
また、今は３月にドバイがあります。そうすると、１２月末にピークにもっていき、その後休養、３月にまたピークにもってくるというのも厳しい気がします。つまり、海外遠征を考える馬には有馬記念は無視されてしまうということです。
これを避けるためには、ジャパンカップを有馬記念にしてしまう方法があるように思います。名前はともかく東京２４００mで日本のファン投票上位１０頭と外国馬８頭の戦いみたいにしたらどうでしょうか。
ただこの場合当然のことながら、売上の問題にぶち当たります。ボーナス支給後の有馬記念と支給前のジャパンカップでは営業的に当然大きく異なることでしょう。また東京馬主協会と中山馬主協会との問題も起きてくるでしょう。
まあ、こんな内情はどうでもよくファンにとって最良の方法を考えて欲しいと思います。ファンサービスを怠ってきたつけが今の売り上げ減につながっているのは間違いないと思います。
ちなみに上記のジャパンカップ統合案をやるなら、ついでに秋華賞をなしにして、エリザベス女王杯を秋華賞の日程で行い、３歳馬に優先出走を認めてはどうでしょうか。エリザベス女王杯のメンバーの薄さを見ると、この２つのレースが存在する意義は小さいように思います。
またついでに言うと、春のビクトリアマイルも不要に感じます。安田記念一つで十分だと思います。
どんどん本筋から離れていきますが、２０年前には牝馬は牡馬よりも弱いというおかしな偏見に基づいて調教が行われていました。結果、牝馬は特に2000m以上のレースで牡馬におくれをとることが多かったのです。イクノディクタスが宝塚記念で２着にきたのが２０数年ぶりの牝馬の連対だったことがそれを証明していると思います。しかし、現在は状況が異なります。ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウォッカと牡馬に勝る牝馬がいるのが不思議とは思わない状況になりました。だったら、普通に牡馬と激突すればいいじゃないですか。牝馬限定のG１は３歳限定で十分のように思います。ちなみにイクノディクタスのときに多くのファンの方から「牝馬限定のG１があったらいいね」と言っていただきましたが、西谷厩務員をはじめ関係者はそんなの欲しいとは言っていませんでした。西谷厩務員はいつも「この馬の９勝の内訳は、新馬戦以外限定戦がない。いつも牡馬混合のオープンばかりの８勝。しかもオープンで戦うこと５０戦。このことを胸を張って言いたい。」と語っていました。
※新馬戦も牝馬限定ではなく、オープンではないという意味です。
元に戻ります。
ファン投票１位を出走させたかったら、遅くてもジャパンカップの時期だと私は思います。で、有馬記念の意義はまた別に考えるしかないように思います。３冠ボーナスも菊花賞を含めてはどうでしょうか？菊花賞、ジャパンカップ、有馬記念で３冠ボーナス支給というように。
いずれにしろ現日程では、余程抜けた馬でないと、秋３冠は厳しく、多くの関係者は、
�‥傾直沺▲献礇僖鵐�ップの２つに絞る。
��菊花賞、有馬記念の２つに絞る。
��秋華賞、エリザベス女王杯の２つを取りに行って余力があれば有馬記念。
�ね�力馬の疲労を待って、有馬記念一本
というような選択肢になると思います。
いずれにしろ、ファン投票１位の馬が�い鮗茲襪呂困發覆い里如⊇仭�回避もしくは、行けたら行くという選択になると思います。
- ピーク
- リトルブリッジ
- プリン
- エイシンプレストン
- アマイ
- イクノディクタス
- ジェンティルドンナ
- ブエナビスタ
