すいません、続きです。(笑) で、とに

すいません、続きです。(笑)

で、とにかくそんなでジェンティルドンナのパドックを素晴らしい出来と見た人が他にいたことをすごくうれしく思いました。

　まあ、パドックの見方も、調教の見方もいろいろあってどれが正しいのかはわかりません。

　ついでに、先日香港で一緒に観戦した競馬ファンの方に質問を受けました。
「パドックのとき、外外を歩く馬がいいというのは本当ですか」と。

　実は、昔々同じことを西谷厩務員に尋ねたことがあります。そしたら、西谷さんは、
「そんなら今日はパドックの外外を歩かせよか。(笑)」と答えました。
　つまり、そんな簡単な話ではないよと教えてくれたのです。聞いてみれば、そりゃそうだって思いました。(笑)
　ありがとうございます、西谷さん。

　それよりは、役に立つパドックの見方を。
これは本当の話。北橋元調教師から聞きたました。
パドックを歩いているとき、馬を見てもわからなければ、厩務員を見なさい。自信をもって、胸張って歩いていたら、調子がいいはず。しょぼんとして歩いていた、たいした出来だとは思っていないということで、素人判断で馬を見るよりもずっとわかり易いよ。と
一般の方に説明していました。
　北橋元調教師らしい、ユーモアのある教え方でしたが、おっしゃるとおりです。何度か私は同じ話をしたと思います。でも、これは自信をもって皆さんにお薦めできますよ。
　先日の香港スプリントでも、前述の競馬ファンの方から尋ねられたときに、今日調子が良いはずの馬としてロードカナロアを挙げました。理由は水曜日に安田隆行調教師の息子さんを見たときに、とっても調子がよさそうだったからです。（もちろん人間のです。）
そこから推測するに、馬の調子がいいから、そんな調子でいられるわけです。で、当日ロードカナロアのパドックと返し馬のときの安田隆行調教師の息子さんに注目してみると、やはり自信をもって歩いているように思いました。

これが皆さんのお役に立てば幸いです。(笑)