勝手なひとり言を・・・ 勝手な話です。

勝手なひとり言を・・・

勝手な話です。検証もしていなければ、証明もできないし、きちんと説明もしないかもしれません。(笑)

最近競馬ファンの書き込みをよく見るようになった。もちろん見るのは、ほんの一部だ。興味を持ちのはそのなかのさらに一部だ。私の勝手な思い込みは、事実とまったくそくしていないかもしれない。
でも書く、というか書いちゃった。(笑)

血統のことで、いろいろと書く人がいる。もちろん居ていいです。血統のことは、多くの人が勝手なことを言うけれども、未だ解明されていない分野です。だから、勝手な推測が許されるし、楽しいのだと思う。

で、本題に入る。

前置き、書いている人に悪意がないことを十分に承知しています。

　種牡馬や繁殖牝馬にあがるときのコメントを見ると、「この血統ならうまくいくこと間違いなし」とか「この馬の繁殖生活は前途洋々だ」というようなコメントをよくみます。書き込んだ人の真意は、励ましだったり、そうなって欲しいという願望だと言うことを十分に理解しているつもりです。
　それでも、私は気になっています。（気にしなくてもいいのに、私が勝手に気にしているだけです。）
というのは、どの馬であろうとも、血統表上に名前が残るのは容易ではないと私は勝手に思っています。
最近ならもちろんルーラーシップです。母エアグルーヴ、父キングカメハメハですから、競走成績が悪くても興味を示す牧場はあるでしょう。でも今現在の日本競馬を取り巻く環境からすると、そんな安易なことを言える状況だとは思えません。例えば、最初の２，３年は繁殖牝馬の質がどうなるかはわからないので、その後徐々にというような考えは、個人的にはよく理解出来るのですが、それは甘いと思います。
以前ももちろんそうでしたが、最近の種付け料の推移は非常に敏感だと思います。産駒の成績次第で大きく上下します。で、安い方になると、廃馬というのが待っています。つまりルーラーシップクラスの馬といえども、３年成績が悪ければ、４年目はないかもしれないのです。
　繰り返しますが、そういうコメントを言う人に悪意がないのは重々承知しています。さらに私が心配しても世の中の役には立たないことも知っています。でも、馬の繁殖の世界は非常に厳しくて、そんな楽観的なことを言える世界ではないように感じます。

　昔CBスタッドは、ブライアンズタイムがいながら倒産しました。三冠馬をだしてでもです。それだけリスクが大きい商売、ということは、そういう牧場は非情になって馬を判断するのだと思います。また社台などはとても優秀で上手に繁殖用の馬を購入してくるのだと思います。それでも、産駒が走らないこともあるし、今売れっ子がいても、明日はCBスタッドのようになるかもしれないのです。だから、非情に成らざるを得ない。つまり種牡馬や繁殖牝馬は明日仕事を失うのかもしれません。