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2013/06/14 18:04
角居勝彦厩舎、2012年生まれ(現1歳馬
角居勝彦厩舎、2012年生まれ(現1歳馬)の受け入れ断念
英断!と私は考えました。
この考えに否定的な方も多数いらっしゃると思います。
でも、この英断で損をするのは誰でしょうか?
短期的に見れば、一人だけです。
それは角居調教師一人です。
もちろん角居厩舎に入厩予定で馬を購買してしまった方に
とっては困った事件でしょう。ただ、そういう事件を減らす
ためにも角居調教師は、さっさと発表したのだと思います。
個人的には、角居調教師をまったく存じ上げません。でも、
発表されていることから想像するに、誠実な方ではないのだ
ろうかと想像しています。
ある年度の馬を1頭も預からないというのは、ある意味、
調教師、厩舎スタッフにとって、ものすごく残念な話の
はずです。期待馬ばかりたくさんいても、一頭もダービー等に
出走できないことも珍しくありません。それなのに、最初から
ある年度のクラシックを諦めるということですから、大変な
決断だと思います。
なぜ?とか、勝手だとおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、それを言うのは、本来継続的に預託している馬主だけが
もつ権利ではないでしょうか。
誰の馬を預託するかを決断するのは、調教師だと思います。
その調教師が決断したわけで、外部ががたがた言う必要も
ないように思います。
そもそも本来の問題は特定の厩舎に馬が集中するという
ことではないかと想像します。しかし、この問題はそもそも
藤澤調教師から始まった問題だと思います。長いあいだ
それを放置し、それを模倣する厩舎が増えたのも当然の
ように思います。
今は馬主が減少しているので、力関係が大きく変わっている
ようですが、以前は調教師は、ある意味言いたい放題でした。
それでも商売できる殿様商売でした。それをJRAはメリット
制を導入して改善するようなことを言っていたと思うのです
が、また逆戻り。調教師の権利というか、調教師保護に
戻るようです。
昔、ある理事に教わった言葉
「詐欺師、ペテン師、調教師」
これは走りもしない馬を、これは走るから買ってくれと
調教師が馬主に頼む、その後走らないと、次々と言い訳が
でてくる。もし・・・だったら、いけたのになあ・・・。
そんなことを言う調教師が多かったことを皮肉った言葉です。
まあもちろん誠実に、真摯に仕事をされていた方もいらっしゃるはずですが。
一般のファンにすれば、どっちでもいいことですが、
長期的に考えて、馬やファンのことを考えた政策を考え、
実施して欲しいと思います。