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2013/11/01 23:04
エピファネイアがジャパンカップ回避と聞い
エピファネイアがジャパンカップ回避と聞いて、気が抜けた。自分には何の関係もないのに。(笑)
エピファネイアの秋に大きな期待を抱いていた。
一般のファンの方々のような過剰な期待や妄想ももっていないし、妙な心配もしていなかった。
ただ、ただ楽しみだった。
おそらく不良馬場を走った疲労なのだろう。
(それ以外の理由は、想像したくない。)
5馬身差の楽勝だから疲労していないというような意見もあるが、それはまったく関係ない。道悪巧者でも疲労すると私は考えている。
それにしても、あの程度の馬場で、あの程度のメンバーで疲労してしまうと、凱旋門賞というのは無理だ。まずメンバー、日本の1600万下を勝ち上がっていないような馬とG1馬、比較するほうがどうかしている。
キズナやオルフェだって必死になって戦わないといけないメンバーだ、凱旋門賞は。
もちろん、凱旋門賞に行かなければならないというものでもない。だから、来年も無事に日本で走ってくれればいい。(笑)
それとクラブの馬ということを考えると、海外遠征は香港かドバイに限られるのではないかと思う。
理由は、費用だ。
板で無責任に書くだけなら、いくらでもできるが、
現実にリスクを取って、多額の費用をだして、となると厳しい。
もちろん、それが競馬以外の所得もいっぱいでどうせ税金で持っていかれるぐらいなら、全部愛馬に使ってやるというような馬主さんなら別だ。しかし、クラブ会員にそれを負担させる気なのか、というとそれは無理だと思う。菊花賞の賞金を全部つぎこんで構わないという会員ばかりならよいが、そうでないと厳しいし、そんなことを言う人ばかりでもないだろう。
社台グループに否定的な人も多いようだが、社台グループの場合、兄弟というのもあって協力してくれる。経験も共有しているし、スパーリングパートナーも提供している。これは普通ではありえない。
エルコンドルパサーの馬主のように現地でエルコンドルのためなら、といって購入してくれるような人なら問題ないが、それを普通の人に求めるのは無理。
そんなことを考えると、エプファネイアの凱旋門賞は
妄想だと思っている。もちろん私の考えが外れると嬉しい。でも、キャロットクラブが出費して・・・というの考えにくいなあ。
ところで、
ハクタイセイ
オレハマッテルゼ
が逝ってしまった。
オレハマッテルゼは、名前で人気が出たような気がする。私たちは、「オレ ハマッテルゼ」と呼んでいた。
また、ハクタイセイは、うちのダンディスピリットと一緒に走ったことがある。
当然、負けた。(笑)
でも、誰も知らないだろうけれども、ダンディスピリットは強かったんだ。少なくてもうちのイクノディクタスよりも。(笑)
賛同者は、俺とイクノディクタスの担当厩務員だけ。
ダンディスピリットの調教師である北橋先生すら認めていない。(笑)
何はともあれ、昔の思い出深い馬たちがどんどん去っていく。自然とはこういうものなのだが、寂しくて仕方ない。
先日、YouTubeで「イクノディクタス」とやってみたら、牧場でおばあちゃんになったイクノディクタスの映像をアップしておいてくれた人がいた。すごくうれしかった。そして、相変わらずイクノディクタスはイクノディクタスだった。
一般のファンの方には、わからないだろうけれども、仕草が昔と同じだった。
懐かしい時間が楽しくて仕方なかった。そういう歳になったことがとても残念である。そしていつかは訪れる別れの時がたまらなく不安だ。大好きだった馬たちともいつかは別れる。できれば、それは遠い先であるといいなあと感じる。
さようなら、ハクタイセイ。オレ ハマッテルゼ。